風呂敷ワークショップ

今日は風呂敷ワークショップでした。

夏枝ちゃんの指導のもと、まず布を好きな色に染める。
そのあと型染めをする。風呂敷の出来上がり。

私は型紙を切る。
あらかじめ用意したやつは失敗した…。
作品と同じように絵を描くように切ってたら、深いキワがめくれてきてダメなことに気づく。
夏枝ちゃんに見本を切ってもらってようやく理解する。笑
型にするにはスリットを深くしないで所々つなげていかないとダメなんだな。

狩野派の鳳凰を見ながら触手やハート型を混ぜ込んで型を切る。
理解後は、さくさく切って、後はいつもどおり仕上げられた。
切った型紙を使ってステンシルのように染める。
参加した人に喜んでもらえてうれしい。
また後ほど画像UPします。
Tシャツや、パラモデル靴下も作りました!
テナシイヌかわいいです。

対象物をデフォルメして、シルエットをネガとポジ反転させながら型を切っているといろいろな空間が浮かんだ。
切りながら、染めの方法は日本の図の在り方や造型感覚にも相互影響をもたらしてるなぁと改めて感じた。
美しき…。

中国や韓国の着物は無地が多いけど、どうして日本の着物はあんなに全体的に柄が入っているのだろうか。絵画と着物の境目が近い。

近代化において芸術・絵画・工芸と言う概念が輸入され、いっしょうけんめい分類分けされたわけだけれど、それ以前の日本ではその線引きはあいまいで一体となったものだった。染織した着物に蒔絵の道具に木彫や襖絵の建築空間…。
私は、そういうあり方の面白さに立ち戻ってみたらどうかと思うのですよね。
それはある意味非常に前衛。
芸術と工芸を技法で分ける分類はもう古いですよ。
何が芸術で芸術でないといわれているものは何か。
はっきり言って日本の美術大学で絵画といわれている物の中にも工芸作品はある。腐ってます。
世の中がパンクばかりになっても困るからクラッシックがあるのもいいけどね。

ずっと版が気になっているのだけど、そろそろ本格的に作品に取り入れようかな。
と、そんなわけで自分自身にフィードバックの多かったWSでした。





オープンスタジオ

明日はオープンスタジオをします。

オープンスタジオとは制作室を一般に開放して見学してもらうことです。
海外ではよく自分のアトリエに作品を展示してオープンスタジオしてコレクターやギャラリーの人にプレゼンしたりします。
今回は京都芸術センターの制作室支援事業の一環のイベントで、一般市民に活動を知ってもらったりアートに触れてもらうのが目的です。
制作風景を公開します。

土曜の1時から5時まで
京都芸術センターの制作室2です。
(グラウンドの向こう、奥のギャラリーのいっこ手前の部屋)

私は4時までおります。
よかったら遊びに来てくださいにゃ。
その日は芸術センターで京都アートマップのシンポジウム&パーティーもあるのでいろいろと楽しいかと思われます。
http://www.kac.or.jp/
そしてあさっての日曜は染めのワークショップ開催です。

http://www.musicmine.com/roman-p/
こちらはようやくブレイクの兆しロマンポルシェ。
オープンスタジオとは関係ありません。
明日くるくるドカン見ないと。

今日も制作と仕事で京都市内をあっち行ったりこっち行ったりで疲れた。
ガラス作品のサイズで根本的に間違っている点に気がついて修正する。
気がついてよかった!
いよいよ来週に素材が届くことが決定して一安心です。
明日はオープンスタジオ。その後、神戸へ行きます。

夕食後、テーブルの横で棒のように倒れて寝てしまう。
は。(ヨダレ)
最近なんだか疲れが取れないんだよな…。
毎日が三都物語の夏枝ちゃんと比べたらぜんぜん楽なハズなんだけど、体力不足かしら。
ちょっと気合入れ直してがんばります。

そんなわけで今日聴いた音楽。
MOUNTEN twin peaks
HI-STANDARD angry fist

マウンテンジャパンライヴ。
微妙に間違ったジャポニズムのジャケがいいです。
never in my lifeとroll over beethovenをヘビロテで制作。
ときおり「カンシャ、シテイマズ」というMCを真似する。

木曜日

今日は壁画の制作。

猫様宅を訪問。
注文主様達はお仕事に出かけておられる。
猫と二人きり11時から3時まで描く。
今日でそろそろ仕上げの作業。
途中しばし休憩。
猫の攻撃を受けつつ、
かたわらにあった雑誌ハイファッションを見る。
横尾忠則カルティエで個展。
昔のビエンナーレで版画分解したやつ、やっぱすごいな。
アレキサンダーマックイーンの今期のコレクションに釘付け。
鹿の角や鳥の巣が頭に乗っている。どれもすばらしくすてき…。
こういう絵を描きたいな。
ジューシークチュール表参道出店。
キミドリのカバン欲しいな。
さて、絵描こう。
壁を見る。
いいじゃん。
ジューシークチュールよりずっといい。
絵を描いてる以外に楽しいこと一つも無いわ。
ほんと楽しいわ。と思いながら描く。
ほぼ仕上がる。

今日聴いた音楽。
空気公団。

アレキサンダーマックイーンHP
http://www.alexandermcqueen.com/flash.html
鳥の羽で顔が覆われていたり。
ビョークのフジロック03の時みたいな髪型。
ビョークの衣装は幼馴染が作ってるんだっけ。

午後は仕事。
入浴介助、食事介助。合間に遊ぶ。
扉を開けたり閉めたりする。
扉がバーンと閉まるところが好きらしい。
歌を歌う。
歌が終わる瞬間が好きらしい。
大喜びで拍手して笑ってくれて、もう一度とせがまれる。
それに答えてドアや襖を何度も何度も開けたり閉めたりする。

状況が変わる瞬間に人は高まりを感じる。
扉の向こうになにがあるかはどうでもいい。
何かと何かが切り替わるその境目自体に高揚はあるのだ。

水曜

今日はやっと絵を描きました。
あせったせいか、いつもと違ってちょっと腑に落ちない。
いまいち全開じゃない感じ。やり直すかも…。

私の花鳥画。
キジの隣に赤血球。
ハムスターがでてきたけど、どうしよう。でかい。
ハムスターなんて今まで描いたこと無いけど。
あれってどうしてあんなビーズみたいな目をしてるのかな。
そして怖いくらいに増えるイメージ。

雨が降っているので、壊れた傘をさして帰る。
小学校のころ、夏休みにペットショップの軒先に置いてあったハムスターのカゴを覘いたら、いっぱい産まれてたうえに共食いしててすごく驚いたのを思い出した。

火曜

今日も昼から芸セン。

3時から制作室。
むしょうに肉が食べたくなってスーパーで「ももの照り焼き」を買う。
私は子供の頃これが好きで毎日食べていた。可愛くないエピソードだわ。
190円。生の鳥もも肉が380円なのに、どうしてたれを塗って焼いたのが190円なのか腑に落ちない。けど、おいしく食べた。
制作室でご飯を食べる。もも肉にかぶりついてると窓の外から覘いていた知らない人とちょうど目が合って気まずかった。

昨日削ってペンキを塗った木を、やすりで磨いてもう一度ペンキを塗る。
休憩して図書室へ。網野善彦の読みたい本があって、探すが無かった。
art in americaを立ち読み。わからない単語は飛ばして。neo-opか…。
もどると夏枝ちゃんが来ていた。
そしてまた下地の続き。

ようやくできた。
白い。
白くなった。

明日は早起きして水頭をして描くぞよ。
さようなら。

月曜

今日は午後芸センに行く。

毎日ほこりまみれで心がくさくさしてきたのでちょっと散歩。
一つ手前の駅で降りて新風館に寄る。
びーむすなど見て回る。グッドデザインな品物があり、いくつか衝動買いしそうになるががまんする。もっと素敵なものつくるからいいもん。
他にもアクセサリーや北欧雑貨など見る。ふむふむ。

芸センに行ってお弁当を食べ、木を削る。
今日はガラス作品用の木2×6×180センチを9本、トリマーでミゾを彫る。
トリマーは最近買ったんだけどすごく便利。
でも、すごい音がするし、すごい量の木屑が出る。
キウィィィーーーーンン。
ものすごくうるさい。最高にうるさい。
芸術センターの制作室が借りられて本当に良かったと思った。
うちはマンションなのでこんな作業は絶対無理。
作業ができる場所が得られたことによって、今回は今まで考えていたけど出来なかった作品を展開させることが出来た。
作らない人は忘れがちだけど環境が芸術作品にもたらす影響って大きい。
京都市はすばらしい事業をしているなとおもう。
この支援事業で演劇やダンスの作家は京都に集まってきているらしい。
京都から文化を取ったらただの地方都市だ。
100年たったら大きな効果がわかると思う。

削り上がった木に白いペンキを塗って帰る。
ペンキを塗っていると中野くんが来た。
少し話をしながら作業する。
最近ずっと一人で気が滅入りがちだったし、
アトリエに人が居るのっていいなぁと思った。

ところで、私は一発描きでないと描けない。
学生の頃はスケッチして構図を考えて下絵を描いて転写して色を塗って…と描いたり消したりしながらやっていたが、今はそれら全部を一瞬でやる。
これは私が至った私にとってのベストの結論。抽象表現主義から引き継いでいるやり方。
あらかじめ下絵を描いて転写するということができないので、支持体が出来てからでないと描けない。色を使うときはその後トレペで写し取って仕上げる。
直すときもあるがだいたいはじめに描いたものが一番いい。考えれば考えるほど真実からは遠くなる。私が言語的に考えらることなんてしれてるのだ。
そんなわけで今回も下地が終わらないと描き始められない。どんな絵になるかもかわらない。
はやく描きたいな。

日曜

日曜日はお昼から
芸センに集まって来週のワークショップの用意。
作家が作った型紙を使って布を染めると言うもの。

夏枝ちゃんより染めのための型紙の作り方を聞く。
型紙に絵をデフォルメし、ネガとポジを組み合わせながら図案を作る。
私の作品はそのような伝統的二次元性を問題としているのでそのまま型紙になる。絵をきるのもいつもやっているからとくい。
つまり作品がそのまま型紙になるわけで、材料費だけの1500円で布にして持って帰れるのってかなりお得ですよ。
額に入れたらそのまま作品になるような気がする。一点物だし。普段の作品の値段からすると1500円でいいのかなと思うけど、市民への文化還元事業だから大盤振る舞いでいいんですね。
わたしもパラモデル柄のプリント靴下が欲しい(笑)のでワークショップのときにこっそり作らしてもうことにする。

その後そのまま制作。
先週ついに制作室に○○○が来た。(こっそりJと呼ぶことにする。)
部屋の隅にJが居る。
ふと見たらヒビがはいっていてあせったけど作業の過程で大丈夫らしい。
今日はJはむくむくと形ができていっていた…。
Jはここまで中野くんが背負ってきたらしい。
法然院にも背負っていくらしい。

夏枝ちゃんはいよいよ織り機で布を織っている。

私は今日はガラス作品の木材を試しに削る。
トリマーで溝を掘る。
いけそう。
その後また下地のつづき。なんでこんなに終わらないのかと我ながら思うけど、いつも一枚だと3回塗ってすぐ終わりなんだけど、よく考えたら今回は16枚あるから単純計算でも16×3で48回塗らないといけないことになる。

6時ごろ、場所を教えてもらって桂のホームセンターへ車で木を買いに行く。
しかし前あった2×6センチの木は無かった…。特売品だったのでもう無いみたい。わざわざ桂まで来たのに…。もうしょうがないので別の木を買って帰る。でもいいパーツをいろいろ見つけた。それにつれてアイディアも浮かんだのでよかった。
さらにCDプレイヤー現品限りで2800円というのがあり、ちょうど制作室で音楽を聴くのに欲しかったので買う。
明らかにsony sportsのパクリな中国デザインでなかなか可愛い。

気になっていたのだけれどこの間来た時と商品のレイアウトが微妙に違う。
帰りにホームセンターから出るとき、やっぱり前来たときと何かが違うのに気づく…。駐車場の位置が違う!
ここはどこ?でも桂のホームセンターここしかないって言ってたしな〜。
???と、なりながら帰る。

20時。
車を運転しながらあまりにおなかがすいたので、途中にあったラーメン屋に入る。入ると客が誰もいなくて「しまった。不味いかも…。」と思わせる感じの店。
おっさんに「ゆで卵食べ放題です」といわれて食べてみる。割るとキミドリの汁が出てきた。キムチも食べ放題。なんだかぬるぬるしている。
ラーメンがでてきた。細めんでどろどろしたスープ。
すべてがすこし腐っている感じの店。
ウーロン茶飲み放題セルフサービスと書いてあったので、入れてみると白く濁っていた。
でも妙においしかったので、汁まで全部食べてしまいました。

芸センに戻って制作して22時帰る。

プラレールとオープニング

今日は京都芸術センターにて√roots展のワークショップ。
「パラモデルとプラレールで遊ぼう」
定員は30名でしたが、ちびっこプラス保護者の方やさらにちびっこの兄弟達で30名以上参加があったような気がします。

私は11時に芸センに行ってまずは制作室で制作。下地塗り。
12時に講堂に手伝いに行く。
ものすごい量のプラレールが種類ごとに箱に入って並んでいる。
わ〜。
パラモデルの林くんが撮影のセッティングをしている。
3メートルぐらいの高さの三脚にカメラ3台がセッティングされ、PCとTVがつながっている。アニメーションの撮影と出来上がった作品をその場で見せるため。
私とコーディネイターの山本さんは、ボランティアスタッフの方と一緒に電車に電池を入れる。
電車いっぱい。
見たこと無いマニアックな電車がいっぱいある。たのしい。
電車を先に渡すと子供が電車に夢中になって場がパニックになってしまうらしく、参加者が入ってくる前にあわてて隠す。


パラモデルの作品をTVで見せて、説明の後、製作開始。
「僕達は美術の作品を作っています。絵を描いたり彫刻を作ったりアニメーションをつくったりします。」と子供に説明していた。
今回はみんなでプラレールをつないで絵を描いて宇宙の木を作るというもの。真ん中の種から広げていく。

あっという間にレールが広がっていく。
みんなレールの組み合わせを試行錯誤しながら思い思いに遊んでいる。
1時間ほどで広い講堂いっぱいに増殖した。
みんな協力したりけんかしたりしながら夢中で遊んでいる。
完成したところで電車を配り、走らせて遊ぶ。
電車を配るとき、みんなすごい勢いで集まってきておかしかった。
私は制作室に戻って下地塗り。
30分ぐらいして戻ってくるともう片付いていた。30人で片付けると早いんですね。
そして、完成したアニメーションをみんなで見る。

遊びや見立てがそのままパラモデルの作品コンセプトとつながっているんだけど、最後に、パラモデルの中野くんが「普段身の回りにあるものでこんなことも出来るってことを感じてもらえたらと思います。」
というような事を言っていた。
みんなちゃんと聞いてたかな?


撤収後、20箱のプラレールを積んだ車で、
呉夏枝ちゃんの個展のオープニングパーティに行く。

思い出の模様を染めつけた白い服。編まれた糸。インスタレーション。
記憶や生きる時間、それへの思い自体が彼女の作品となっている。

パーティのオードブルは作品と同じ白で統一されていた。
マシュマロにクリームチーズにホワイトチョコ!
パーティはとっても盛況だった。

私はそのあとまた芸センに戻って再び制作。
22時に閉館。帰る。