描くこと

きのうは起きたらキョムが訪れていて、一日死んだフリをして過ごす。
おととい飛ばしすぎたせいかもしれない。
鹿
鹿にえさをやる。

さて、2月6日のライブ、ぜひ来てください。
予約をしておくと前売り料金で入れます。お金は当日に入り口で払うしくみ。
前売り料金の方がお得ですのでぜひ予約してください。
http://www.shin-bi.jp/modules/wordpress1/index.php?p=146

ライブペィンティングというのをするのは初めてです。
今まで何人かの方にやりませんかとオファーを頂いていたのですが、いまいち自分の中で納得できなかったので断っていました。
壁に描くインスタレーションをしているのでいつも搬入はひとりライブペィンティングですが、あるイメージに向って作っているわけで、その過程を人に見せるのは意味があるのだろうか?と思って。
いままで人のライブペィンティングというのを見てあまりいいと思ったことが無いせいもある。なんか曖昧で中途半端な感じがして。
高校生のときから美術工芸高校でずっと美術の世界に居ると他の人が絵を描いているところを見るのは日常なので、ことさら特殊性を感じないからかもしれない。
作業に時差があるから音と完璧に同期するというのは無理だし、技巧的にも完成されないものが多い。
なんでやろうと思ったかというと、いくつかひっかかることがあったから。
shin-biのデレィクターの人はすごく感性の鋭い人で私はとても信用している。
初め私はVJ的な事をやる予定だったけど、打ち合わせの度にディレクターさんが「ライブペィンティングでしたっけ?」と間違うので、そんなにこの人の中で私が描いている印象が強いなら本来やるべきなのはライブペィンティングだったかもしれないと思って。
そして、昨年voca展に出す4メートルの絵を描いていたのだけれど、描くという事と長時間向き合って、私の絵画理論にとって「即興性」っていうのはやはり大切な要素であり、考え直してみたいと思うようになった。
もっともコアな像が結ばれるのは積み重ねた時間の上にある一瞬の瞬間だと言う事。
鉄斎は山水画一服描き上げるのに30分たらずだったというし、雪舟だってそうだろう。
そして最後に重要なのが山本精一さんと出来るという事。
とても光栄。
これは私が出来る能力の最も深層のところでいかなくては。
その音を聞いていると深いところを刺激されドロドロと脳から映像があふれでてくる。
おこがましいけれど視野になにか近いものを感じる。
今回のイベントではすごいビジョンが見えるかもしれないし、打ち消し合ってなんにも始まらないかもしれない。
山本さんには「それでいいんですよ」というようなことを言われた。
ついて来れる人を相手にしているし、誰もついてこれなくてもかまわない。
見ているところが高いなぁと真摯な気持ちになった。
ほんとうにかっこいいです!
エッセイ集の『ギンガ』発売中とのことですので皆さん買いましょう。
CDはもちろん買いましょう。rovo、para、ナンバジャズ、おすすめです。
ほんとうのようなうそのような白昼夢のようなひと。

ところで話は変わるけれど、子供の頃、絵を描くのが好きでとくいだった私は、自然とクラスの中でも同じく絵のうまい子と友達になった。子供ながらに、こいつなかなかやるなという認める感じがあって友達になる。
そしていっしょにお姫様とかを描いて遊ぶのだけど、子供ながらに線やタッチにそれぞれの画風というのがあって、私は濃い鉛筆でかっちり描くタイプ。筆圧のふわっとした子なんかはタイプが違って味わい深いなと思っていた。
ある日そんな友達と一緒にノートに女の子の絵を描いていた時、私はまず顔を描いて髪型を描いて、首飾りを描いてドレスを描いて袖を描いて、つづきに手を描いていくのだけど、フト見るとその子は顔を描いたあとにいきなり手がくるであろうところに手のひらを描いている。
私はびっくりして密かにその様子を見つめた。描き進んで行くとそれは体と洋服とがばらばらにつじつまがあっていき、最後には走っているポーズになった。
ドレスのドレープや細部の質感は私の方が上手かったけど、その子のその描き方は違ったバランスをとらえていて、すごく憧れました。
きっとそのころの私は言語的で観念的な絵の描き方をしていたのだけど、
彼女は映像や空間でものをつかんでいたのだと思う。
その後私はいろいろな描き方を経ていまのような絵になりました。
すっかり忘れていたけどフト思い出した。違う見方があるもんだな。
見にきていただけたら、そんな発見があるかもしれません。

ついにゆでる

deep

おとといは日記にあげた変な物件を、ほぼ360度バルコニーやな・・・と思いながら寝たので、その物件をヘリで空から空撮する夢を見た。やっぱりほぼ360度バルコニーだった。

今日はスキャン作業。スキャンスキャンスキャン。

こういう作業
やるまえはつらいけれど
まとまって
できてくると楽しい。

描いている時わたしが三つめの目でみていた世界は
こういうところだったんだ、へぇ〜と思う。
重なったイメージの断片がにょきにょき動き出す。

単純作業中も
いかに感覚に忠実になれるか。
それが勝負だ。
意識に負けて単にきれいに仕上げようとしたらおしまい。
私が使うべき神経はそこじゃない。

あとで寝かせておいた塩豚を圧力鍋でゆでようっと。
楽しみ。
これも同じく、イメージが結実する瞬間の快楽なのだ。

ぐつぐつと茹でます。

年始もおわり

あっという間に19日か・・・。早いなぁ。
せっかく年末にクリクリだったパーマものびてきて気を許すと小泉純一郎のようになってしまいます。もうすこしがまんすると湯浅弁護士みたいになれるんだけど・・・。

まいにちドローイング。ドローイング。ドローイングドライブ。

今日は、気分転換に評判のかもめ食堂を見たくなって借りに行ったけどレンタル中だった。
そしてミカンとバナナと牛乳とパンを買って、沖縄豚肩ロースブロック684円が半額になっていたのでそれも買って家に帰り、塩豚を仕込んだ。
にくをもみもみして塩とハーブをスリスリして数日寝かせる。
塩豚はかわいい。みなさんも育ててみてください。
siobuta
白っぽい身がだんだん濃いピンクになってきた。はーかわいい。かわゆすなぁ。ブタかわゆす。

ここのところ、制作環境と住居を広くしたくて物件を探しています。
しかしなかなか予算と場所と間取りの納得のいくのは無くて、物件探しはなかば趣味のようになってきた。制作の合間に物件検索。
色々見すぎてて、もはや普通の間取りでは心動かされない。
昨日見つけたへんな間取りの家。↓ロケット?ポット?
http://www.athome.co.jp/apps/detail/detail/4801357001_kr_01
↓こういう間取りが、寝る所とご飯食べる所とアトリエが別にできて理想的なんだけど、なかなか無いねー。
http://www.athome.co.jp/apps/detail/detail/0421025001_kr_01

さるはげとベッド

きのうは同居人のお友達のアーティストに誘われて
さるはげロックフェスティバルというのに行ってきた。
しりあがり寿の事務所「さるやまはげのすけ」が主催する、
社員の福利厚生の新年会から発展したライブ。とのこと。w
http://www.saruhage.com/sarufes/
pevo
新宿ロフトに入るとちょうどステージにはしりあがり寿のバンドで、センターには安西肇。夢のアングラパラダイスやー。オバンドス。
輪ゴムのギターとか盆栽型のラッパ(東京パノラママンボボーイズのひと)とかすべて手作り楽器で、奏でる音は前衛音楽みたいでした。
朝倉世界一も見れてよかった。マンガみたいにかわいい人だった。
地獄のサラミちゃん大好きだったので家に帰って読み返してみる。
山田タコ丸?って言う漫画も持ってたけど、どこいったんかなとおもってアマゾンで検索したら
絶版になったみたいで61円で売られていた。61円てどういうことですか?
いいまんがですよ。
そしてお友達の紹介のおかげでしりあがり寿と握手出来た。わーい。
なんかいい人そうだった。
初めて漫画読んだのは中学校の時で、友達のお姉ちゃんに「おらあロココだ」と「エレキな春」を貸してもらったのだ。友達の間では同時に相原コージなんかも流行っていたのですけど、あのサイズのあのころのマンガ、それまでメディアで描かれていなかった事が描かれていて新しい流れを作っていたと思う。
私たちの世代の人間形成に深いトラウマ、いや、影響を及ぼしている事は間違いない。
本来「さん」づけするべきところですが中学生の気持ちのままでいたいのであえて呼び捨てです。
他の出演者は、のぐお+ボクデスというユニットがとてもよかった。http://nogunendo.com/
クレイアニメをライブでやるというなぞのパフォーマンス。
最後には横浜銀蝿をカラオケで歌う。
新しい!かっこいい!と思ったが、そう叫んでいたのは私だけだった。

そんで今日は先日IKEAで購入したソファベッドが届いた。
いそいそとふたりで組み立てる。
ひろ・・・ひろーい。
なんか爆睡。
ベッド
こういう感じの部屋にしたい。

画像

昨年と一昨年いろんなところへ行きいろんな事を考えました。

あちこちで撮影した画像がたまってるので整理して少しずつupしようと思います。
そして過去にmixiでやっていた脳天気な日記も整理してこちらに移そうかなと思います。

最も思いが強いのは一昨年秋の国際芸術センター青森への東北紀行なんですけれど、
松尾芭蕉に菅江真澄に柳田邦男に柳宗悦に岡本太郎・・・と偉大な先人が旅した東北への道は
文化的にdeepすぎて思いが縦走し、体験も距離も大きくて、考えたことが簡単に書けないでいます。

でもすばらしい物をたくさん見たので、愛する青森のためにも
客観的な記録だけでも残しておかねば。

たった3ヶ月の滞在でほんとに青森がすきになってしまって
もはやスーパーで青森産のものが売っていたら必ず買ってしまうし、
ニュースで青森の事をやっていると敏感に見てしまいます。
人は自分の環境と対極にあるものに未知の魅力を感じるようで、
東京の人が京都に憧れるように、京都の私は青森に憧れるようです。

ま、とにかく東北の人にとっては別におもしろく無いかもしれないけど
私にとって東北はすんごいおもしろいです。
なんで面白いかというと私がおそわってきた常識と違う角度でものが見えてくるからだと思う。
こんどは九州に行ってみたいな。

ではではそのほかくだらないこともまたupします。

白川の関
matusima
松島
cyusonji
中尊寺
最上川
最上川

注射

年末にパーマをあてました。
もじゃもじゃにしてくださいとオーダーして
もじゃもじゃになって、なんだか気持ちがすっきりした。
自分では気に入っていますが、同居人にはもぎけんと呼ばれています。http://kenmogi.cocolog-nifty.com/qualia/
そういえば母がむかし「芸術家とか研究者とか頭のおかしい人は普通の格好してたら紛らわしいから一目で頭がおかしいって分かるような髪型にしとかなあかん。」と言っていたのを思い出した。
そういえば以前、尊敬すべき現代美術作家のN先生と飲み会で初めて会った時、まるでローソクの炎が立ち上がるような不思議な髪型でびっくりした。真っ白の髪がトロール人形のように逆立っていた。もちろんセットしている訳ではなくて本人は気づいてないかのような自然体。逆立ちして寝てもああはならないと思われる髪型で、まるで体内のオーラが昇っているようだった。
その席には他にもすごい作家達が居たのだけれどみんな尋常じゃない髪型だった。しかも自然体。仙人のよう。
あの域に達するまではあとどれくらいかかるのかなぁ。パーマなんかに頼ってちゃダメだなぁ。と思う今日この頃。

今日は病院に注射を打ちに行ってきました。
ちくっとした。
帰ってきて猛烈に眠くなり、ばったりと寝た。
インフルエンザの予防接種のつもりだったけど違ったのかもしれない。

いま次の個展に向けて、紙にドローイングをひたすら描いています。
200枚くらい描きます。

今倒れると困るからね。

かきぞめ

元旦は書き初めをしました。
墨をすって毛氈をひいて。

ところで去年は新しい暮らしとともにすべてをゼロに戻した年で、
家も仕事も友達も遊びもこれまでやってきた何もかも身の回りから無くなったのですが、
その集大成か、ついに年末にウィンドウズのノートPCが動かなくなりました。
6年前に買ったもので、これで初めてメールをやり、画像の編集をやり、HPやミクシィをやり、
東京→NY→京都といろんなところで苦楽を共にしたひとだったのだけど、
最近は立ち上がるのにもバリバリぼいーんというナゾの音がしていて
ついにというかやっぱりとうとうという感じでした。
今までありがとう。

いまは新しいmacで書いています。

今年からまた新しく色々始めようと思います。

桜2桜

忘れられない旅のあじ

台湾の夜市。夜市のオーギョウチ臭い豆腐
そこらじゅうにあるのがこの↑2店。
オーギョウチ(?)というゼリーと臭豆腐の店。
私は風邪ひいてたので臭豆腐匂わなかったです。
ゼリーの店はなんでカエル柄なんだろう…?
原料は植物で、カエルじゃないみたいです。残念。

台湾ではもっと素敵なお店で、ショウロンポーとか、トンポーローとか、ホイコーローとか、上品な美味しい料理をイロイロ食べたのですが、
それらの記憶をかき消す勢いで
一番記憶に残っているのが深夜に夜市で食べた↓これと↓これです。

淡雪
台湾名物かき氷!冬なので店はガラガラ。
氷自体が甘いミルクでできていて、予想をはるかに上回る美味しさ。
4人でひとつ注文して、全部食べるのは無理だから上だけ食べようと思ってたのに、気づいたら争うように全部食べてました。
ふ、ふわふわ…。淡雪…。
ウマー。

にく
あと、忘れられないなぞの肉。
ステーキの屋台。
なんかキッチュに豪華なかんじ。
これで400円ぐらい。
なんかこの肉、今まで食べたことのない感じで…。
すんごくやわらかい。
牛ではない。豚でも鳥でもない。羊、猪、ダチョウ、カエル…いや
今まで食べたどの肉ともちがう味…。
うーん。これはたとえるなら…ひと?
なんか、甘いようなけだるい味。
夢に見ます。

kingasinnen

あけましておめでとうございます。
2007年ですね。

ししまい

昨年は忙しく充実した一年でした。みなさまのおかげです。
京都と神戸と名古屋の個展、選抜展、T氏邸での壁画制作、パレスサイドホテル、√roots展、ふなばし現代美術展、シンポジウム、スパイラル、コレクション展…などなど。
呼んでいただいたところへ移動して、滞在して、いろんなものを見て、たくさんの人と出会って、語り合って、感じて、私の中に広がった世界を作品という形に作り出して、それをまた見てもらって、感じた人がいて、書いていただいたり、話してもらったり、しらない誰かの中に何かが広がっていく・・・。

最終的に作品を作り上げるのはひとりの孤独な作業ですが、
そこに到るまで、またその後、本当にいろいろなひとに支えられて
制作できている気がします。

去年は特にたくさんの重要な人と出会えた気がする。
そこで私が感じたことはまた作品に反映されてゆきます。
行ったことの無い場を訪れて感じたこと、出合った人から私の中に落ちてきた言葉。
そういうものによって私の世界は形成されています。
アーティストは特化した加工フィルターを持った入れ物のような気がする。
これからもそういう風に作品を作っていきたいと思います。

昨年はありがとうございました。
これからもよろしくお願いいたします☆

近所のパラダイス

写真は
1、昨年末の台湾旅行から連れ帰って来た人形劇のいぬ。
 正月に獅子舞を舞い歩きました。
2、昨年クリスマスに見つけた近所のパラダイス。
 パラダイスなんてどこにもない。