GW/搬出

GWは一瞬だけ京都に。

先月上野の森美術館で展示されたVOCA展の作品が返却されて届けられる。
その搬出のため。


ご高覧頂いたみなさまありがとうございました。
おかげさまで新作は非常に好評でした。
メールやお手紙で感想をいただいた方々どうもありがとうございました。はげみになります。
これまで壁や鏡を使ってインスタレーションでやっていた空間に対する意識を、集大成的に一つの平面に盛り込んで掘り下げる試みの作品でした。
ここ5年ほどの技法を一度リセットして構造を組み直したので、昨年試行錯誤しているときはつらくてつらくて難産だったのだけれど、
いまやり遂げた感でいっぱい。
次のステップが見えて来た気がします。
これからしばらく平面ではこのシリーズを掘り下げてみます。

そして、この4mの大物をしまうために久々に京都の倉庫の整理。


まるで巨大テトリス・・・!!

私はここ数年壁に描いてインスタレーションしてきたし、大事な作品以外は残さないようにして来たんだけれど、それでもこの5年でこれだけたまったらしい。
ここの他に以前担当していた絵画教室の生徒さんのお屋敷にも大きい作品を置かせていただいているのだけれど。
今後展示で出し入れする必要や強度を考えつつ、無駄な隙間を無くすため組み直す。
さらに奥地の方からなんだったか覚えてない学生時代の作品など出てくる。
テトリスばりになんとか納まり一安心。

翌日は郊外の粗大ゴミセンターへ要らない物を処分しに行く。
母も一緒に、ついでに実家の割れた植木鉢とかたまった壊れ傘とか古布団なんかも。
そういうのどうしていいのか処分に困るけど、粗大ゴミを自己搬入すると車いっぱいに積んでも1000円で済むんだって。母は捨てませんよ。
車ごと大きなはかりに乗って、行きと帰りでゴミの積載量をはかる仕組み。

おじさんに誘導されるまま自分で処理場にゴミを放り込む。
よくチラシ配ってるゴミひきとりますってやつはマージン取ってここへ捨てに来てるんだな。
うちの車の隣には某引っ越しセンターの2トントラックが止まり、あちこちの引っ越しで引きとられて来たと思われる大量の大型家具を捨ていた。
超巨大なベルトコンベアーにぼんぼん放り込んで行くようすは物の価値について考えさせられるものがありました。

思いのほか早く終わったので、近くの宇治平等院へ寄る。
ちょうどあちこちの山で藤が咲いていて、藤がきれいな季節だろうと思って。
平等院の藤棚は想像通り素晴らしく立派でした。
そして、こちらは1000年前の建築。
私たちはここで1000年前から作って捨てて保存して生活を繰り返している。
さて、1000年後には何が残っているのでしょうか。


蓬莱島





南の島に行ってきました。
馬に乗ったり、海の底を歩いたり。



妻有やまもじとマトリョミン

2007年に一緒に展覧会をした友人作家、滝沢達史さんが今年の妻有トリエンナーレに参加します。津南の山に巨大な山文字を作り,最後に大文字焼きをやるという壮大なプロジェクト。
たくさんの人の協労の元に作り上げるという妻有トリエンナーレならではの精神が生かされたいい作品だとおもう。作って置いておしまいじゃなくて、地元の施設や企業と連携して作り上げることで活性化がはかられている。
http://www.yamamoji.org//
このGWの間、表参道エスパスでプレイベントをやってます。
明日の日曜で最終日!
皆さん明日は表参道へ行ってやまもじに参加しましょう〜。
タッキーがんばれー。

やまもじ
先日、このイベントのマトリョミンライブに行ってきた。http://www.yamamoji.org//nespas/ticket.html
テルミンをマトリョーシカに組み込んだマトリョミンという楽器があるらしい。
調べてみるとインターネットで製品として売ってる!こちらが販売元らしい→http://www.mandarinelectron.com/なんてすばらしいアイディアなんでしょうか。びっくり。
音色は歌声のようだった。
今回のライブ演奏のアーティストは美しい女性で、とて〜も素敵だったのだけど、
体験でお客の男性が演奏している姿はものすごく怪しくて笑えた。
左手に人形を載せ、右手をかざして近づけたり離したり...。
これは買いですね!
まずはテルミン大学に入らないと!

※写真のうしろの絵は滝沢さんのじゃなくてこのイベントで描かれた宮崎くんという人の絵です。詳細は上記HP

かえる

南の島から帰ってきました。
そして京都に帰ってきました。
そして今日さらに東京に帰ってきました。
帰るところがいろいろあってややこしい。

帰りの新幹線の読み物は文庫本
「バーナード・リーチ著/日本絵日記」
人の日記を読むのって好き。

この本では第二次大戦後の日本で資本主義の安易な大量生産の波が押し寄せる中、民芸運動が日本各地の伝統工芸家や職人とどのように関わっていったかが垣間みれておもしろい。
濱田庄司や柳宗悦と言った顔ぶれも頻繁に登場する。
あと、数多く収められたリーチによるスケッチが秀逸。
何となく竹内栖鳳の素描と似ているなと思った。栖鳳は明治の日本画創世記に東洋の伝統的絵画技法と西洋のデッサン法をクロスさせて新しく日本画を切り開いた人で、リーチは西洋のデッサン力がベースにありながら東洋で尾形乾山に学んだ人であるから、時代は違えどちょうど交差点が同じなのかもしれない。などと思う。




モーガン

spdex
六本木のスーパーデラックスへ
タロさんに誘われてモーガンフィッシャーのライブに行って来た。
このライブはなんとフリーで、モーガンの月に一度の実験の場「遊び」らしい。
http://www.super-deluxe.com/2009/4/16/morgans-organ22/
すばらしかったです。行ってよかった。
まずマイクの前ですこしづついろいろな音を出していく。それがその場でループマシーンに取り込まれていて音がやんだ後も反復してしてつづいていく。その上にまた次の音、次の音、そしてキーボードのメロディや声がのせられて音の世界が即興でひろがって行く感じ。音はいろんなところへ行った。

私が絵を描くやり方ととても似ているなと思った。
ひとすじの線や色の塊や空白の面が、連鎖反応して画面を形作って行く。
着地点を決めておく事も出来るけど、決めないで画面にひっぱられてとんでもない物が出てくるといい物が出来たりする。即興でどんな物が出せるかは蓄積されたテクニックを高めておいて放棄出来るところまで持って行く事や、手や体にイメージのリアリティを浸透させておく事(そして一度忘れてもいいくらいに)が必要だ。
でも今回のような音楽は抽象性が高いけど、私の作品では具象的なイメージを連想する形態が入る。そこは歌や言葉のある音楽に似ているかも。
自分の中で抽象絵画はやり尽くした(尽くされた)感があるので、新鮮みを感じなくなっている。スタンダードではあるが。私がやらなくてもその手法ですばらしい作品はもうたくさんあるし、一歩進めて次の新しいヴィジョンを作りたいから。
抽象的構成の中で生まれる思いがけない空間にイメージの断片が現れたり消えたりするというのがここ何年かやっている地点。絵画の発生する画面の裏側が見たい。
音楽をやっている人もそういう感じあるのかな。同世代の人にはあるような感じがする。
モーガンは60歳らしいからアートで言ったら誰だろう?ちょっと顔がボイスに似てたけど。

最後に古い映画のフィルムを流しながらの演奏があって、終わったあと「映像とはべつに合わせていません、偶然です。」って言っていたのが衝撃だった。
また行こうっと☆

スーパーデラックスは去年の終わりに、国際芸術センター青森のスーパーテクニカルスタッフ(!)椎さんの演奏に行って以来だったけど、かっこいい店だな。ブラウニーが超旨いです。
あちこちで話がでていたのですが、マネージャーの方と話せたので今度ここでやるかもしれません。



さて、今日から一週間ほど蓬莱島に取材に行ってきます。
東南の海にあるという・・・。

分裂と増加

苺を食べていたら二つに増え始めた。

別れるという事は増える事?
欠損か増加か。

そろそろ

最近のぐりとぐらは私が蓋を開けると
すぐに死んだフリをするようになって、
餌を食べなくなってきた。
私が触りすぎたからかしら。
一時期椿の花をやってたらだんだん体がドス赤くなって来て気持ち悪い感じに...
そのあと梅の木の芽をやるようになったらうっすら緑になってきたところだったのだけど。
梅の花はもう無いし、葉っぱはあまり食べないし何をやればいいんだろうー!
そろそろ野に放つべきやろか。

あれ、いない

いたいた

もひとり

そろそろ大きい画面に描きたい物がたまって来た。
ここのところ小品とドローイングばかり描いていたけど。
相変わらず金欠ですけど、描くべきときに描かなければ瞬間はつかめないのだ。
こういうときこそ攻めの姿勢でいかなあかん!と、
パネルをどーんと注文することにした。
やりますよ。ええ。

上野

上野駅で好きなところ
ueno
中央改札に猪熊弦一郎の壁画があります。
すごく良い絵だなと思う。
馬やら海女がいると思ったら左のほうには現代的なスキー客が描かれてたりして、東北の入り口って感じなのかな。中央の馬が逆さまなのはなんでだろう。
キャッチーさとモダンさがすれすれのところで芸術的な均衡を保っている。こういう絵こそ描くのが難しい。
いつもじーっと見てしまう。



画像

つづきはあした
と言いながら遅くなってごめんなさい。

ケータイ新機種にしたのです。
カメラ機能の良いやつ!という基準で選んだのですが、良すぎて使いこなせておらず、画素数が高すぎて撮った写真をUPするのにえらい手間がかかるようになってしまつた・・・。
載せたい写真がたくさんあるんだけど、加工しなくては。このブログ、画像あげるまでに3段階位手間がかかるからブログ変えたいな。100KBしかUP出来ないし。だれか高解像度の画像を載せられる勝手の良いとこ知ってたら教えてください〜。

今度のカメラは資料を撮るにはすごくいい。
日常の中でハッとする視野に出会う事が多いので、いつでも撮れて便利。もうデジカメ並みで、いろんな機能がついている。
一眼レフも安くなったし、もはや小型デジカメの存在意義って無いよね〜と思う今日この頃。
 ところで、そのケータイカメラの最新機能のなかでも驚いたのは「顔認識機能」というのがあって、風景と人を撮るときに、画面の中で人の顔があるところに自動的にフォーカスがロックされてピントが合うというもの!
それが自動的に起動するのでほとんど人を撮らない私としてはうっとおしいんだけど。笑
先日も育てているシイタケの株の写真を撮っていたら顔認識機能が起動して大きいシイタケの笠の一つがロックオンされた。そこが顔なんだね。と思いながら撮りました。

私は、目に映る「像」というものが根本的に好きなんだと思うけど、肝心な物は写真でなくやっぱりスケッチします。
「描く」という行為は対象を多面的に脳にスキャンする作業で、写真では得られない情報が蓄積されるんだな。
作品ではそれらが脳内ではじけあい、線から線が勝手に紡ぎ出されて、むらむらと大きなものに変化して行くのです。




高円寺

高円寺に山本精一さんのライブを見に行ってきました。
超〜かっこいい。
集中力が瞬発的に弾けて音になる瞬間を見た!
なかなかあれは出来ないよなー。
やっぱりすごいと思った。
格好良すぎて山本さんが沢田研二にそっくりに見えた。
この間もナンバジャズのライブを見てて芳垣さんが完全にブラッドピットに見えたので
音が視覚にもたらす影響というのはすごいものだ。
山本さんとこんど筆を買いに行く約束をして帰る。