ブラジルレジデンス Project Fidalga での個展

Ploject Fidalga  Misa Funai exhibition
[ Paradise/Boundary: Some were not here ]
スタジオ・フィダルガ  http://www.ateliefidalga.com

フィダルガ・イザベラ1

 

 

 

フィダルガ・イザベラ2

 

展示室は二部屋あり、手間の広い部屋には、鏡で楽園を描くシリーズのステンレスピースと、黒と白の丸と三角のキャンバス、四角い部屋の壁に直接描いたウォールペィンティングとで空間を新しくつくり、構成しました。奥の部屋には、サンパウロの滞在で訪れた楽園のようなビーチの風景をモチーフにキャンバスに描いたペィンティングの作品を飾りました。
二つの部屋はキャンバスから転じて空間が拡散する架空の楽園と、キャンバスに収まった現実の楽園のような景色で、反転して構成されています。
ブラジルのビーチの風景はまるで鏡の中の空想の世界そのものの楽園のようでしたが、現実社会には貧富の差などの深刻な社会問題があり、楽園を追い求める人間の救済の力について考えさせられ、それを作品に反映させました。
アーティストのサンドラ・シントとアルバーノ・アフォンソが運営するスタジオフィダルガ。
彼らのスタジオ・オフィスのあるビルと、グループメンバーのスタジオ、アーティストインレジデンスのプロジェクトスペースのある建物とがあり、そこにギャラリーが併設されています。
サンパウロにはたくさんの規模の大きなコマーシャルギャラリーと、幾つかのアーティストグループやアーティストランのスタジオがあり、フィダルガはその中でも中心的な存在。

個展の会期中に、ちょうどサンパウロアートフェアーが開催される週があり、関連するオープンスタジオやギャラリーツアー、ナイトツアーなどが開催され、たくさんの来場者が訪れました。

美術関係者のスタジオツアーでフィダルガのアーティストの所属するギャラリーの方が作品を見に来てくれて、気に入ってくれ、数日後にスタートするサンパウロアートフェアーで是非扱いたい、すぐに欲しいとのことで展示していた作品を数点預けることになり、急遽 鏡のピースとキャンバスを壁から外して搬入しました。
そのため公式の記録写真には写っていない作品があります。
私が帰国した後、作品はサンパウロアートフェアーに出展されました。

私の滞在中、様々なサポートをしてくれたサンドラとアルバーノに深く感謝します。

ANDO SESSION 11

 

渋谷の松濤にある、ギャラリエアンドウの企画展に作品を出品します。

オーナーの安藤さんによる女性作家5人のセレクションです。

他の作家さんの作品も楽しみです。
私は、鏡のシリーズの作品を4点ほど展示していただいています。
ぜひご高覧ください。

ANDO SESSION 11

 

- 5人展 -

 

篠原 芳子

関根 直子

船井 美佐

北城 貴子

山本 晶 

 

2019.06.21(fri)-07.13(sat)
 

http://www.ando-tokyo.jp

木曽ペィンティングス 2019 〜夜明けの家〜

アーティストの岩熊力也さんが主宰するアートプロジェクト、木曽ペインティングスに参加しています。

長野県の木曽郡木祖村にある中山道の薮原宿に点在する空き家にて作品を展示しています。

楽園/ブラジル

国際芸術センター青森のエクスチェンジプログラムにより、ブラジル・サンパウロにあるアトリエ・フィダルガに滞在しています。

アトリエフィダルガは、サンパウロを代表するアーティストのサンドラ・シントとアルバーノ・アフォンソによって運営されているスタジオです。
彼らの制作スタジオの他に、彼らが主催するアーティストグループのメンバーによるシェアスタジオとアーティスト・イン・レジデンスが運営されています。
3月23日より展覧会が始まりました。
3月30日には、サンパウロアートフェアーと関連したスタジオビジットツアーが開催されます。

RESIDÊNCIA PAULO REIS
Intercâmbio entre [Exchange between] Ateliê Fidalga e [and] The Aomori Contemporary Art Centre (ACAC)

Temos o prazer de apresentar a artista residente do mês de Março: Misa Funai
[We are pleased to introduce the resident artist of the month of March: Misa Funai]

Misa Funai
Kyoto, Japão, 1974.
Vive e trabalha em [lives and work in] Tokyo, Japão

Resultado da Residência Paulo Reis
abertura: 23/03, das 17h às 20h 
[opening: Mar 23, from 5PM–8PM]
Sala Projeto Fidalga
Seg–Sex: 14h às 17h [Mon–Fri: 2pm–5pm]
visitas com hora marcada [visits by appointments]
Rua Fidalga 299, Vila Madalena, São Paulo, SP
t.: +55 11 3813-1048
www.ateliefidalga.com.br

 

同時開催の展示の Reginald Peleira レジナルド・ペレイラはフィダルガメンバーのアーティストです。
私は、2月の末から約一ヶ月の滞在です。
3月21日にはレクチャーを行いました。
前半は私の作品について一時間、後半の一時間は私の作品と深く関わっている日本絵画の歴史とその特徴について話をしました。
日本文化に興味がある方が多く、予定時間を大幅にオーバーして終了しました。
どうもありがとうございました。

キナーレ SuperNova


越後妻有里山現代美術館キナーレの展覧会

いよいよ3月24日までです。

越後妻有大地の芸術祭 Snow Art

 

http://www.echigo-tsumari.jp/eng/calendar/event_20190119_0324

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

汗だくで何周も走って滑っていたかわいい女の子。

そんなふうに自由になるために絵を描いているけどなかなかなれない。

 

越後妻有里山現代美術館キナーレ

展覧会のお知らせ Next Exhibition !

越後妻有にある里山現代美術館キナーレの冬の企画展に出品します。
「雪あそび博覧会」
越後妻有里山現代美術館[キナーレ]
住所:新潟県十日町市本町6 
会期:2019 年 1 月 19 日(土)―3 月 24 日(日)

先日、キナーレに行ってきたのですが、打ち合わせが終わって帰るとき、夕焼けの空に虹が出ていて驚きました。
その下の水面には今年恒久設置になったレアンドロ・エルリッヒの作品。青空と虹で不思議な空間に。
今年の夏は大地の芸術祭で賑わった越後妻有。
冬も雪の文化が楽しめます。

3月には雪花火と高橋匡太さんによる光のインスタレーションも開催され、
冬の越後妻有も素敵です。
下の画像は以前、1月に三省ハウスの旧正月ツアーに参加した時のもの。素晴らしい体験でした。
2017年の様子。地元のお母さんたちが作ってくれた雪見御膳がとても美味しかった。
キナーレは三省ハウスのあたりよりも雪が少ないそうですが、冬はこんなに雪が積もっていました。
2017年 鞍掛純一さんの作品、雪板
みなさまも是非。

美術と社会 あなた/わたし/こども/おとな vol.2

これまで考え活動してきたことから、多くの人とともに美術と社会について考え、実践する場を作りたいと思い、任意団体を作ることにしました。Fulfillという名前です。
Fulfillは美術と社会について考える非営利の団体です。
様々な問題についてともに考える場を作り、現代美術の視点から、現代社会の不足の充足を目指します。
今後、勉強会、シンポジウム、ワークショップを開催して行きます。
12月5日(水)に第一回のシンポジウムを開催します。
「 美術と社会 あなた/わたし/こども/おとな vol.2 」

 

内容は、昨年国際芸術センター青森で開催したトークイベントの続きとなります。

美術の社会の中でのあり方を反映する、こどもと美術館や、教育普及、鑑賞教育と、それらの可能性について考えたいと思います。
昨年に続き、国際芸術センター青森の学芸員の金子由紀子さん、元東京都現代美術館学芸員の山本雅美さんと、それぞれの活動から話します。
また、今回はゲストとしてブラジルサンタカタリーナ美術館の学芸員のジョズエ・マトスさんを招き、美術と社会やブラジルのアートシーンについて、レクチャーをしていただきます。
詳しくはホームページをご覧ください
Fulfill
それと関連して、12月9日(日)にこども向けの絵画のワークショップを開催します。
場所は3331Arts chiyodaです。14:00〜17:00。
対象年齢は3歳から。参加費3500円。事前申し込み制です。詳しくは上記ホームページをご覧ください。
今後、こどものための本格的なエデュケーションプログラムを企画していきます。
毎回ゲストアーティストを迎えそれぞれの専門性を活かした内容を錬成する予定です。

I decided to make an organization named Fulfill.

I would like to make places to think and practice for art and society, with many people.


Fulfill is a non-profit organization that thinks about art and society.
We will create a place to think about various problems together and aim to satisfy the shortage of modern society from the viewpoint of contemporary art.

We will hold study sessions, symposiums and workshops.

The first symposium will be held on Wednesday, December 5 (Wednesday).

"Art and Society You / Me / Children / Adults vol.2"

Contents will be the continuation of the talk event held last year at the Aomori Contemporary Art Center. 
I would like to think about art education, children and art museums, and their possibilities that reflect the way of art in the society.

Please see the homepage for details.

In conjunction with that, we will hold a painting workshop for children on Sunday, December 9th (Sunday).
The place is 3331 Arts chiyoda. 14: 00 ~ 17: 00.
The target age starts from 3 years old. It is advance application system.

Please see the above website for details.

From now on, I will continue to plan art education programs for children.
We will have different guest artists every time and will make contents that make use of their expertise.

KIMONO

最近、友禅を習いに行っています。

子供の頃、道具や本や図案が家にあって、それらを見て育って絵を描くようになって学校では日本画を学んだけれど、母は結婚して子供ができてやるのを辞めたので、あれらの家にあった伸子などの染色の道具はどう使うのか何なのかよくわからないまま。母ももう高齢で、話が聞けるうちにルーツを確認してみたかった。私自身は着物を着るたり触れる機会などほとんどなく、外国の人が着物を見るのと同じような感覚かもしれない。
いろいろな着物の紋様には日本独自の造形感覚や空間感覚が表出していて、現代絵画の観点で見てもとても興味深く、自分の作品にはそれらの影響やリスペクトがかなりあるのだけれど、その成り立ちはやはり様々な染色の工程や技法と結びついていて、その関連性ももっとよく知りたいと思って。技法がわかればなぜこのような形で発展したのかがわかり、文化全体がもっと理解できるような気がする。
そして、東京で教えてもらえる工房を見つけて通うことに。京都は、図案と糊屋さんと蒸し屋さん洗い屋さんなど、工程の作業ごとに工房が違って細かく分業制になっているのだけれど、東京の友禅は歴史が浅いこともあり、図案も糊伏せも多くの工程を一人で一つの工房でやることが多いそう。なので余計に全体がよくわかって良かったかもしれない。
実際にやってみると色々とわかることが多い。
図案を墨で描いてそれに絹を重ね面相筆で線を写し取る。ここまでは日本画と同じ。
線を糊で伏せて輪郭の色を残してその内側と外側を塗る。筒状の袋に糊を入れて細く盛り上げて出す。
輪郭線を抜く。ということは内と外が反転するわけで、そして色がにじまないためにそれがひとつながりでなければならない。
なるほどと、リンクすることが多くて面白い。自分が書いてきた絵画ともリンクすることが多くてそれでこうなのかというかなんでリンクするのだろうというか、ルーツ巡りの旅のような感じ。
日本画だけではなくて、浮世絵の木版もそうだけど、日本美術は線のきわを攻める作業が多い。線を描く作業をやっていると身体感覚的に不思議なデジャブ感がある。私の今の鏡や乗れる色面の作品は、線のきわを攻めて最終的に支持体を切って描くという無になっているのだけれど、エッジの関係性というのは重要なポイントのような気がする。
ここで考えたことはこれから作品にしていきたいと思う。
絵画をとことん最前線まで追求した結果、鏡や立体までスケールが大きくなったので、次は過去に戻って絹の時代から考えて平面をまた始めようと思っています。
来年、「木曽ペィンティング」と「中之条ビエンナーレ」に参加するのでそこで発表する予定です。
どちらも作家が始めた作家主体のアートプロジェクトで、とてもよい企画なので、じっくり取り組みたいと思います。
それにしても、紙と違って布は引っかかるし、動くし、糊置きは難しく、全然綺麗に線が引けない。
先生のは神業!
最近、老眼みたいで、線が見えないからハヅキルーペを買わなくては・・・。
二回目。