名古屋

kirakira☆generation の下見に名古屋に行ってきました。

金曜の朝出て名古屋で一泊して土曜夜に京都に帰る。
まず展覧会を企画してくださったギャラリーRayを訪れる。
オーナーさんと山本太郎くんと3人で今回はミーティング。
連動個展の細かいスケジュールやプランについて話し合う。
そして空間を見る。
想像していたよりは狭かったけど壁は9メートルあって真っ白で十分な広さ。
台形で横長の少し変わった空間。
イメージをする。
大体決まる。
ウォールペインティングとインスタレーションをすると思う。
久々に音も使うかもしれない。
天井のレールの場所などを測る。
オーナーさんと昼食。
近くの名物店でどて丼という名古屋食をごちそうになる。
モツの味噌煮込みと串カツ。美味しい。名古屋感満喫☆
その後、オープニングパーティの時の第二展示会場となる
近くの民家を改造したカフェを下見。草もちとコーヒーをご馳走になる。
ここは明治時代に建てられたという和の建築です。このあたりはお寺の門前町でいい感じ。しかし名古屋は空襲があったのであまり古い建築は残っていないらしい。
ギャラリーに戻って展覧会資料をコピー&ファイルにセットして、
中部ぴあを訪問。太郎君の知人の作家Fさんに紹介していただく。
FさんはVOCAにも出品されていた平面作家さんで、私は始めてお会いしたのだけれど美人でとても素敵な方だった。
車では雅楽のCDが流れていた。笛を演奏されるそう。似合う。
ぴあでは太郎君は写真を撮られていた。今日も彼は着物です。

愛知県美術館で開催中の江戸期の絵画展を見る。
個人のコレクションなのだけれど量が膨大。軽妙な感じの掛け軸が多い。こんなにたくさんの軸装の展示をいっぺんに見るのは初めてかも。
表具の色あわせなど非常に洒落ていて、書画との関係性で時代感を感じるものもあり、いろいろと思うことがありました。図録では絵の部分だけトリミングされていることが多いけど、やはり表装も含めてものとして成立していて、すばらしい文化だなと思う。
常設点では20世紀の現代美術のコレクションが充実していた。ルイーズ・ニーベルソンにモーリス・ルイスなど久しぶりに見ることができてよかったです。現代美術館みたいですね。
安斎重男さんの写真で1970年の東京ビエンナーレの様子を記録したものがあって、興味深かった。ダニエル・ビュランが街の中に小さな縞々の布を貼っている所。当たり前だけど顔がすごく若い。
ソル・ルウィットが東京都美術館の展示パネルの穴につめものをした作品なんかも写されていておもしろい。その発想が時代に言わんとするところと今は無い手作り感がよかった。
かつての空気を感じました。いいね、あの時代って。
と思いつつ、私は今また違う空気を感じて作品を作る。
ちなみに私は1974年生まれ。

次の日はせっかくなので昨日頂いたぴあを片手に名古屋を見て帰る。
伏見のギャラリーを見てまわる。
面白いと言われる名古屋アート事情を見物。
あと、これまた面白いとうわさの名古屋食を見物。
味噌カツ定食、味噌煮込みうどん、ひつまぶし、手羽先、エビフライサンド、あんトースト、あんかけスパゲッティ。全部味が濃くてくどい。でも予想外に美味しい。このあふれんばかりのオリジナリティって一体何?
名古屋風ベタな喫茶店で名物あんかけスパを食べて、名古屋嬢の巻き具合をチェックしつつ、街を歩く。名古屋巻きは金の鯱に似ていた。
最後は名古屋の濃さに疲れて、避難するように京都にもあるお洒落カフェに入ってしまう。落ち着く…。負けたよ。
しかしそこでいい物を見つけた。購入。
今度の展示に使うかもしれない。
最後にもう一度ギャラリーに挨拶をして三瀬君のファイルを預けて帰る。地下鉄の電車に乗るとき列の後ろに並んでくださいって言われてびっくり。

織田豊臣徳川の御三家は名古屋人の誇りらしいですが、天下を取るための気質が少しわかったような気がします。
瀟洒で、くどく、独創性に富んでいる。
由緒ある芸術パトロンの地ともいえますね。私が好きな等伯も狩野派の絵師達も彼らの趣味のもとで描かされていたわけですから、よく考えると日本美術史にこの地方の人が残した影響と言うのも大きいかもしれないな。
徳川美術館にも行きたかったけどまた今度〜。

そんなわけでわらわは都に戻ったでおじゃる。
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