コロナウィルス

銀座のun petit GARAGEにて開催中の個展ですが、先日政府により発令された、4月8日から5月6日までの緊急事態宣言を受けまして、アポイントメント制とすることとなりました。ただ、搬出がのびて、5月9日までそのまま展示します。

ご鑑賞いただける場合は他者と接触のない状態に日時調整しますので予めご連絡ください。

事前にアポイントメントのない場合は基本的にクローズします。

5月6日以降は様子を見て最後に数日オープンしたいと思います。

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明治神宮で開催中の「神宮の杜芸術祝祭」は神社の境内の屋外設置ですので、通常通り、12月まで参拝の方には自由に見ていただくことができます。
人との距離も離れていて、広大な森を散策するのも気持ちいいので、この機会にぜひご参拝されて、自分自身と向き合ってみてはいかがでしょう。
100年前に100年後のことを考えながら人工的に作られた明治神宮の森を見ていると、人間の力は、今無いものを考えて生み出すことができる「想像力」なのだと感じます。
この世界的な災難が、人間の生き方を見つめ直す機会となることを祈っています。
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1月に青森県七戸で室町時代から続くお堂に収められていた絵馬を取材しましたが、絵馬は災害や飢饉や疫病などの年に最も数が多く奉納されているそうです。
神社は、人の祈りや人々の心そのものを表し、自分の内と向き合い昇華するための場と言えます。
自然の中でどう生きるのか、自分は何者なのか、自然と人との関係性を象徴しています。
自然の一部である人間が、自然と乖離したことによって祈りが生まれたとも言えるのかもしれません。
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群馬県北軽井沢の「ルオムの森」で開催する企画展は4月11日〜7月予定通りオープンします。
その展覧会タイトルである「The future is in nature」(未来は自然の中にある)という言葉は、この状況でさらに象徴的なものとなりました。
コロナウィルスによって、自然と人との関係性がいよいよ問われているように思います。
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そう考えるとウィルスも恵みの雨のように感じます。
私は、今回のウィルスの猛威は、地球上に増えすぎた人間に対しての自浄作用、自然淘汰のように感じています。
私自身や大切な人が死ぬ可能性もあるけれど、個人的な感情としては大変悲しいことで避けたいけれど、それも自然の摂理だと思います。
人間の活動過多によって、近頃地球は破綻してきていますね。
死なないことは不自然なことではないだろうか。
それとも人間は想像力によってこのまま死なずに増え続けていくのだろうか?
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下記の画像は、今回の個展の作品です。
タイトルは「Utopia/Distopia」
描かれたユートピアは人間の想像力の象徴、ディストピアは鏡に映る絶望で溢れた現実の世界です。
その二つは呼応して未来を作って行きます。
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