越後妻有里山現代美術館キナーレ

展覧会のお知らせ Next Exhibition !

越後妻有にある里山現代美術館キナーレの冬の企画展に出品します。
「雪あそび博覧会」
越後妻有里山現代美術館[キナーレ]
住所:新潟県十日町市本町6 
会期:2019 年 1 月 19 日(土)―3 月 24 日(日)

先日、キナーレに行ってきたのですが、打ち合わせが終わって帰るとき、夕焼けの空に虹が出ていて驚きました。
その下の水面には今年恒久設置になったレアンドロ・エルリッヒの作品。青空と虹で不思議な空間に。
今年の夏は大地の芸術祭で賑わった越後妻有。
冬も雪の文化が楽しめます。

3月には雪花火と高橋匡太さんによる光のインスタレーションも開催され、
冬の越後妻有も素敵です。
下の画像は以前、1月に三省ハウスの旧正月ツアーに参加した時のもの。素晴らしい体験でした。
2017年の様子。地元のお母さんたちが作ってくれた雪見御膳がとても美味しかった。
キナーレは三省ハウスのあたりよりも雪が少ないそうですが、冬はこんなに雪が積もっていました。
2017年 鞍掛純一さんの作品、雪板
みなさまも是非。

美術と社会 あなた/わたし/こども/おとな vol.2

これまで考え活動してきたことから、多くの人とともに美術と社会について考え、実践する場を作りたいと思い、任意団体を作ることにしました。Fulfillという名前です。
Fulfillは美術と社会について考える非営利の団体です。
様々な問題についてともに考える場を作り、現代美術の視点から、現代社会の不足の充足を目指します。
今後、勉強会、シンポジウム、ワークショップを開催して行きます。
12月5日(水)に第一回のシンポジウムを開催します。
「 美術と社会 あなた/わたし/こども/おとな vol.2 」

 

内容は、昨年国際芸術センター青森で開催したトークイベントの続きとなります。

美術の社会の中でのあり方を反映する、こどもと美術館や、教育普及、鑑賞教育と、それらの可能性について考えたいと思います。
昨年に続き、国際芸術センター青森の学芸員の金子由紀子さん、元東京都現代美術館学芸員の山本雅美さんと、それぞれの活動から話します。
また、今回はゲストとしてブラジルサンタカタリーナ美術館の学芸員のジョズエ・マトスさんを招き、美術と社会やブラジルのアートシーンについて、レクチャーをしていただきます。
詳しくはホームページをご覧ください
Fulfill
それと関連して、12月9日(日)にこども向けの絵画のワークショップを開催します。
場所は3331Arts chiyodaです。14:00〜17:00。
対象年齢は3歳から。参加費3500円。事前申し込み制です。詳しくは上記ホームページをご覧ください。
今後、こどものための本格的なエデュケーションプログラムを企画していきます。
毎回ゲストアーティストを迎えそれぞれの専門性を活かした内容を錬成する予定です。

I decided to make an organization named Fulfill.

I would like to make places to think and practice for art and society, with many people.


Fulfill is a non-profit organization that thinks about art and society.
We will create a place to think about various problems together and aim to satisfy the shortage of modern society from the viewpoint of contemporary art.

We will hold study sessions, symposiums and workshops.

The first symposium will be held on Wednesday, December 5 (Wednesday).

"Art and Society You / Me / Children / Adults vol.2"

Contents will be the continuation of the talk event held last year at the Aomori Contemporary Art Center. 
I would like to think about art education, children and art museums, and their possibilities that reflect the way of art in the society.

Please see the homepage for details.

In conjunction with that, we will hold a painting workshop for children on Sunday, December 9th (Sunday).
The place is 3331 Arts chiyoda. 14: 00 ~ 17: 00.
The target age starts from 3 years old. It is advance application system.

Please see the above website for details.

From now on, I will continue to plan art education programs for children.
We will have different guest artists every time and will make contents that make use of their expertise.

アートスペースを作る

お知らせです。

この度、アーティストランのアートスペースをオープンさせることにしました。

ここ数年 考えていたことで、純粋に美術を楽しむためだけの場を作りたいと思い、

北軽井沢にある山荘を少しずつ直していて、小さなギャラリーを作りました。

群馬県の嬬恋村というところです。
The Arthouse VOID and ORB
ノンプロフィットのギャラリーとして、これからプライベートコレクション作品の展示や、
作家が滞在して過ごすアーティストインレジデンスのような企画を年に一度くらいやっていきたいと考えています。
より多くの方にご来場いただくというよりも、少ない人数でのその場での密度の濃い対話や、空気や光から感じる経験そのものが訪れた人それぞれの精神に反映されることを目的として、ひそやかに運営していきたいと思います。
展示や対話の様子はホームページに記録し、一般に広く公開して行きたいと考えています。
もちろん、展示期間中はアポイントメント制で一般にも開放しますので、ぜひご来場ください。
よろしくお願いします。
詳しくはこちらのホームページをご覧ください。
この地とのゆかりは、もともと母が若い頃に絵を描くために友人と山の上に小屋を建てたことから始まっています。
母は結婚前、一人で山にこもって山野草などの花をスケッチして、京都に戻って友禅の着物を作り、地元の祇園で知り合いに着物を売ったりして暮らしていました。
京都ではアパートの大家をしていたのですが、庭でアヒルを飼っていて、アヒルをバケツに入れて蓋から顔を出して電車に乗り、山まで連れてきていたそうです。今だったら考えられないですけど、のどかな時代ですね。
アヒルはとても懐いていて、いつも付いてきて、呼んだら飛んできたそう。
まぁなんていうか、要するにちょっと変人ですね。笑
山小屋ではうさぎを捕まえたりしたそうです。
その頃の山小屋は電気もない山の上にあったのですが、その後もう少し下のリゾートホテルがある地区に引っ越しました。
私は両親ともに京都のまちなか出身なので、田舎が無くて、帰省先がある人に憧れていたのですが、毎年夏はここにきていたので、嬬恋村が第二の故郷のような感じです。
夏は涼しく霧につつまれ、秋は紅葉が素晴らしく美しく、とてもよいところです。
興味のある方はご連絡ください。
road
house1
ペンキ
ペンキ塗り中。

クインテット〜五つ星の作家たち〜

新宿の損保ジャパン日本興亜美術館にて開催される企画展に出品します。
5人の女性画家のグループショウですが、
各作家が過去作から新作まで出品する
五つの個展のようにボリュームのある展示です。
私は初期の線描によるドローイングのタブローから最近のインスタレーションまでを展示します。
タブローとインスタレーションを同時に展示するのは都内では初めての機会となります。
ここ10年の作品の展開を通して見ることができる構成となっております。
ぜひご高覧ください。
クインテット 〜五つ星の作家たち〜
2018年1月13日(土)〜2月18日(日)
東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館

〜 本展は、「クインテット」(五重奏)と題し、継続的な作品発表実績があり、将来有望な5人の中堅作家たちを紹介するシリーズ企画第4 弾です。青木恵美子、竹中美幸、田中みぎわ、船井美佐、室井公美子の近作・新作約80点を展示します。
第1 回、第2 回は「風景」、第3 回は「自然」、第4 回の本展テーマは「具象と抽象の狭間」です。ポール・ゴーギャンは「芸術とはひとつの抽象なのだ」と言明し、絵画に思想・哲学的要素を取り入れました。5人の作家たちは、ゴーギャンの革新性を無意識に踏襲し、理知的な線と感覚的な色彩とを組合せ、世界を写すことと自己を表出する振幅の中で制作しています。
私たちと同時代に制作された、手法と環境も異なる5 人の作品を見ることは、「時代精神」に立ち会うことにほかなりません。具象と抽象の狭間の深い闇の中で光を求めて彷徨い続けているのが現代作家たちであり、私たち自身でもあるのです。絵画の前に佇むことで、私たちの心に奏でられる五重奏は、爽やかな「残響」としてしばらく留まることでしょう。〜

 

http://www.sjnk-museum.org/program/5165.html

 

かけがわ茶エンナーレ2017

かけがわ茶エンナーレ 2017

https://www.chaennale.jp

昨年から準備してきたこの芸術祭、ついに始まりました!

山口裕美さんのキュレーションのアートセレクションで参加しています。
他の参加アーティストも豪華ですが、みなさんそれぞれ大作や新作で、普段の美術館での展示とは違う場所性と作品の絡みもあり、
とても見応えあるアートプロジェクトとなっています。
私は二つの場所で、新作を設置しました。

作品解説のテキストをこちらに載せておきます。

 

アーティスト:船井美佐

 

○作品タイトル:「大地をひらく、星をみあげる ーcometー 」  
制作年:2017年
素材:鏡
作品展示場所:五明地区 彗星発見の丘  
協力:五明茶業組合

 

○作品タイトル:「大地をひらく、星をみあげる ーSupernovaー 」
制作年:2017年
素材:塗料、木、ステンレス、鉄 
作品展示場所:We+138 テラス
協力: 株式会社尾崎工務店 

この作品は、We+138テラスと五明の茶畑に展示されていて、二つで一つの作品となっています。

 

We+138 と五明の茶畑に作品を設置し、星を描いた作品で二つの空間をつなぐ。 掛川の象徴である茶産業と城下町。かつて人々が大地を切り開き、長い間かけて培われてきた美しい茶畑の景色と、 現在進行形の駅前再開発の場所である We+138の二つの場所をつなげて創造する事で、 昔から続く人の営みの流れと、これから私達が作る未来の街へのビジョンに、思いを馳せます。 星は、茶畑に広がる星空、子供、過去と未来、破壊と創造、船井作品のテーマである2D と3D 、そして4Dを象徴しています。

 

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cometは彗星という意味。
五明の彗星発見の丘は、360度茶畑が広がり、夜に真っ暗になることから、星の観測場所として有名な場所です。
また、五明という地名は、五つの苗字の人がこの土地を切り開いたという説があり、今でもその5つの苗字の人が多く住んでいるそうです。
そこを訪れたとき、はるか彼方まで延々と手入れされた茶畑が続く景色の美しさに感動しました。また、かつてここを切り開いた人がいて、そこから人々の営みが今まで連綿と続いていることを感じました。星の光が地上に届くのと同じような、時の流れと暮らしのつながりを感じたのです。
どこの街のだれの家でも、はるか昔は原野で、誰かがその土地を切り開いたから家が建っていて街があるのです。

SuperNovaは超新星、ブラックホールの意味です。星が消滅と発生をするように、破壊と創造を繰り返し、人々のイマジネーションの力によって街が新しく変化して行く様子を重ね合わせています。
ここは、古くから続く城下町の商店が駅前再開発で壊され、昨年マンションとショッピングビルができた最も新しい場所であり、これからまた街が再生していく場所です。
五明と駅前を作品でつないで対比して考えてみることで、今まで続いてきた文化や産業や、これからの新しい街のありかた、ライフスタイルについて、みんなで思いをはせる機会になればと思います。


鏡を使った絵画は船井作品の代表作です。今回は反転して動く星と羽ばたく鳥をイメージして原画を描き、鏡をレーザーカットして作っています。
描かれた架空の絵の中に、見ている人と現実の景色がうつりこみ、 2次元と3次元、理想と現実、イマジネーションの世界と現実の景色が反転してひとつになる事をコンセプトとしている作品シリーズです。
遠くまで広がる茶畑の美しい景色と鑑賞者が、星空のイメージの中に一つになって映り込みます。

すべり台は、船井が3年前の東京都現代美術館の展示から手がけている、乗れる絵画作品のシリーズです。ここでも、絵の中に人々は入り込みイメージと現実が1つになります。そして、すべり台をくりかえし登って降りる行為に、母体、生と死と再生を表しています。そこで遊ぶ子供は、すべての人のかつての姿、生命の持つ原始の力に立ち返ることを象徴しています。
ぜひ大人の人も滑って、イマジネーションの力を再生してください。

 

 

※作品は写真撮影可能です。

ただし、SNSやネットに掲載する際は、作家名と、かけがわ茶エンナーレ2017というクレジットを必ず入れてください。

ART NAKANOSHIMA 2017

関西では久々の展示となります。鏡の作品を展示するのは初めて。大阪の方はぜひ。

楽園/境界〜いつかいた場所〜

国際芸術センター青森にて、これまでの活動を振り返る個展を開催しています。
2007年に国際芸術センター青森のレジデンスプロジェクトに参加しました。
それは、その後の活動に大きな影響をもたらした、ターニングポイントとなる経験でした。
その頃は線描によるウォールペィンティングを展開していた時期で、私はACACで15メートルのウォールペィンティングと、鏡と透明のアクリル板に描いた作品を展示しました。
今回はそれ以前の初期の線描のペィンティングの代表作から、近年の鏡の作品、巨大な母体を表した遊具型の作品まで、私の絵画作品が、一貫した世界観の中で、空間全体と鑑賞者を取り込んだインスタレーションを追求しつつ形を変えて変化してきた流れを、10年をふりかえって考察する展示構成となっています。
初期から追求してきた絵画の力と可能性への取り組み、テーマとしてきた生命と生と死。
国際芸術センター青森の約60メートルの円形ギャラリーを最大限に使った展示となっています。
一昨年の奈義町現代美術館での個展「どこにもない場所」のつづきで「楽園/境界」のシリーズとして、今回はサブタイトルを「いつかいた場所」としました。
人は理想の楽園を求めて「どこにもない場所」をさがし求めてきたけれど、それははるか昔「いつかいた場所」なのだということ。
楽園のビジョンとは原始の野生の記憶、もしくは母の体の中、生まれる前の記憶なのかもしれません。
ぜひご高覧下さい。

美術手帳で取り上げていただきました。

青森ではテレビCMも放映中です!
国際芸術センター青森 http://www.acac-aomori.jp/air/2017-3/
エントランス コミッションワークの村岡三郎作品
四季のアーケードを抜けて
八甲田山のふもとの森の中
円形ギャラリー
ギャラリーAにて船井美佐展「楽園/境界〜いつかいた場所〜」開催中です。
ギャラリーBではブラジルの作家アルバーノ・アフォンソ展が開催中です。
光と影が美しい、建物というよりもそれ自体が彫刻のような安藤忠雄建築。
ギャラリーA入口
展覧会テキスト 担当学芸員は金子由紀子さん
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円形ギャラリー外からの景色。美しい森と静かな水面。10年前と同じく全く古さを感じない緊張感のある空間。
右に見えるのは、河口龍夫 コミッションワーク「時の杖」です。

2017年7月1日〜22日
恵比寿にある MA2gallery の企画展に作品を出品します。

光をテーマにMA2galleryの松原さんがチョイスした作品達。
あの自然光が入るギャラリーの白く美しい空間で、やわらかな光を静謐に受け止める作品ばかり。
他の作家さんの作品との兼ね合いも楽しみです。

ただいま新作制作中です。
個人の方向けの購入出来る作品も久々にいくつか作ります。

ぜひご来場ください。

プレスリリース
MA2gallery

http://www.ma2gallery.com

 

かけがわ茶エンナーレ

静岡県掛川市が主催で開催される地域アートプロジェクト「かけがわ茶エンナーレ2017」のプレス発表がありました。

総合プロデューサーは山口裕美さんです。

山口裕美さんより依頼を受けて、
掛川市役所の文化振興課の方々と五明茶業組合の皆さんのご協力のもと、
茶畑に先行作品の設置を行いました。
ご協力いただいた皆様ありがとうございます。
360度茶畑が広がる、大変美しい場所で、
夜は真っ暗になるため星の観測所としても有名で、彗星が発見されたので「彗星発見の丘」と呼ばれているころです。
また五明という地名は、むかしは五名と言い、五人の名字の人がこの地域を切り開いて集落を作った事から来ているそうです。
この場所で、作品を通じて、美しい茶畑の景色と鑑賞者はイマジネーションの世界を描いた絵画と反転して一体となり、
昔から続く自然風土や、連綿と続いてきた茶業の人の営みに思いを馳せる機会となればと思います。
本番では、駅前再開発のWe+138広場にすべり台型の作品「SUPERNOVA」を設置します。
今回の作品と関連して二つでひとつの作品となります。
この場所からインスピレーションを得て作品を設置するまでにはいろいろとふしぎな事がありました。
またその話は後日・・・。
タイトル「COMET-大地をひらく星をみあげる-」
かけがわ茶エンナーレ2017

GINZASIX

GINZASIXがオープンしました。

銀座六丁目に新しく出来た大型の複合施設です。
森美術館によるコーディネートで館内にアートワークがちりばめられているのが目玉となっており、
森美術館からの依頼で私はコミッションワークを制作しました。
私は3階4階5階のエレベーターホールに合わせて鏡の作品を制作しました。
反対側のエレベーターホールは大巻伸嗣さんの作品で、
通路の部分には堂本右美さんの大きなペインティングです。
南北の縦の吹き抜けにはチームラボの映像と植物学者のパトリックブランさんの垂直庭園。
中央の吹き抜けにはシンボリックな草間弥生の巨大バルーンが浮かびます。
全体の空間デザインはグエナエル・ニコラさんです。
日本の紙や組木などの伝統工芸のイメージをモチーフとした造形が、
建物全体を貫いて螺旋を描いて上昇していくデザインとなっています。
これまでに無い空間となっていますので、ぜひご高覧下さい。
そして、鏡の中に自分を映して写真を撮ってみてください。
私の作品は、鑑賞者が入って完成する絵画作品です。
現実の空間と絵画空間、あなたとあなたの中にあるイメージが一つになります。
あなただけの楽園を切り取ってください。
※撮影した写真はSNS等にアップしていただいても大丈夫ですが、
その際は、必ず作品タイトル「楽園/境界/肖像画」と作家名、船井美佐もしくはMisa Funai、そしてGINXASIX、というハッシュタグもしくはクレジット表記を入れてください。
今回の、私の作品は3つのフロアで連続したひとつの作品となっています。
壁の向こうには同じ楽園の風景が広がっていて、それが発露した部分だけが、向こう側とつながった穴のように作品となって表れます。
穴は旋回しながらフロアごとに少しずつずれて動いていき、そこから飛び出した鳥や蝶が上へ上へと飛び立っていきます。
絵画とは人のイマジネーションと現実をつなぐ穴のような物で、
いつもすぐそこにイマジネーションの世界は広がっています。
あなたがあなたの中の世界に気付き、向き合う時に、深く広大な世界が広がります。
GINZASIXウェブサイトでアートワークが紹介されています。