キナーレ SuperNova


越後妻有里山現代美術館キナーレの展覧会

いよいよ3月24日までです。

越後妻有大地の芸術祭 Snow Art

 

http://www.echigo-tsumari.jp/eng/calendar/event_20190119_0324

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

汗だくで何周も走って滑っていたかわいい女の子。

そんなふうに自由になるために絵を描いているけどなかなかなれない。

 

ブラジル レポート1

ーーーーー

1

2

ブラジルの経済の中心である大都市サンパウロ。

写真はサンパウロ美術館とそのランチビュッフェである。

ブラジルの食文化は多様だ。

ポルトガル料理がインディオの食材と混じり合ってできたポンデケージョやコロッケやスイーツ、黒人奴隷が作ったアフリカをルーツに持つフィジョアーダという豆と肉の煮込み、その他に、ロシア系ユダヤ人の料理、イタリア料理、中東のフムス、日本の椎茸や生姜や巻き寿司など、一皿の中に様々な国をルーツに持つ料理が盛られた様子は、まさに移民によって作られた国であるブラジルの社会そのものを表している。

3

今回私は、サンパウロにあるアトリエ・フィダルガにて作品を滞在制作し発表をする。

そして、それと共に、二つのテーマでリサーチを行いたいと思う。
ブラジルのアートシーンについて知ることはもちろん当然であるが、さらに個人的な研究の対象として、一つ目は、移民による異なる文化の融合と新しく生まれた文化が織りなす社会のありようについてリサーチしたいと思う。
これは私が日本画を出自として、東洋美術の特色と西洋的な近現代美術の両方を踏まえ、それらを融合させて新しい作品世界を作りたいと考えて活動してきた中で、異なる文化の融合について知ることが、自分自身の表現や、保守的になりがちな日本社会を考える上で参考になるのではないかという思いからである。近年世界的にダイバーシティが重要視され、私はその考えに大変共感を覚えるが、現在の日本社会を顧みたときに「多様性がもたらす豊かさ」という考え方は日本人の感覚と最もかけ離れている意識ではないかとすら感じる。

2017年にACACでともに滞在制作したブラジル人アーティスト、アルバーノによるとブラジルは地理や気候だけではなく多くの事が日本と真逆で、軍隊はあるが戦争をしたことはなく、多民族国家であるが差別もないとのこと。多文化の混じり合う社会とはどのようなものか、詳しく知りそこから考えてみたいと思う。
二つ目は、ブラジルの美術教育についてリサーチしたいと思う。美大での専門家に対する教育ではなく、一般大衆に対する美術教育である。

これも近年私が問題意識を持っていることで、日本は美大での専門教育は素晴らしいが、子供や一般大衆に対する美術教育の機会が決定的に不足していると感じる。
このことについて2017年のACACでの個展の際に主任学芸員の金子由紀子さんと東京都現代美術館でワンダフルワールド展を企画した山本雅美さんとクロストークを行ったのであるが、そこからこの問題についてもっと広く考えていこうということで、昨年からFulfillという任意団体を作って、シンポジウム、勉強会、子供に対する実験的なワークショップなどの活動を始めたところである。ACACの交流プロジェクトで来日したブラジル人キュレーター、ジョズエ・マトスからブラジルではサンパウロビエンナーレにおいてアーティストの教育学芸員がおかれるなど進んだ美術教育の仕組みがあると聞いた。今回、海外ではどのような美術教育の考え方があるのか、ブラジルの美術教育事情をリサーチして是非これからの参考にしたいと思う。

その前に、ブラジルという国やその成り立ちについて。メモ代わりに簡単にまとめておく。

紀元前8000年ごろからブラジルには先住民が住んでいた。
西暦1500年(日本は室町時代)ポルトガル人が漂着しヨーロッパ人にとって発見され、今から約500年前にポルトガルが植民地化した。当時ヨーロッパで需要があったパウブラジルという赤い染料が取れる木が豊富にあったためブラジルと呼ばれる。スペイン、オランダ、フランス、イギリス、インディオや黒人奴隷などとのさまざまな戦いを経て、ポルトガル王室の王子がブラジルに移住し、さらにブラジル移民とポルトガル本国との戦いの末、1822年(日本は江戸時代、文政5年)にブラジルは独立した。植民地化の間に混血が進み、戦争で共に戦った白人と黒人の間で融和が芽生え奴隷制度を疑問視する人が増え、1888年(明治22年)に奴隷解放宣言がなされた。それが今から150年前。
1889年(明治22年)には王政が廃止され、大統領による共和制に移行してブラジル共和国となった。1912年にはブラジル初の大学が設立された。国語はポルトガル語。奴隷制廃止後に労働力として、ヨーロッパからポルトガル人、イタリア人、スペイン人、ドイツ人、フランス人、また、ユダヤ人、ウクライナ人、アラブ人、日本人などの移民が導入された。1820年から1930年までに500万人の移民が流入し、350万人が定着した。多くの移民が定住したサンパウロは経済の中心となった。
第一次、二次世界大戦ではブラジルは同盟国軍側となった。国内での戦争は行われなかった。そのため対戦中にはヨーロッパの国々からさらにブラジルへ移住する移民があった。
戦後は1947年(昭和22年)南米屈指のコレクションを誇るサンパウロ美術館、1948年(昭和23年)サンパウロ近代美術館などが設立された。

1951年(昭和26年)には第一回サンパウロビエンナーレが開催された。サンパウロビエンナーレは、芸術を支援していたイタリア系ブラジル人実業家によって、サンパウロを国際的な美術の中心とするためにはベネツィアビエンナーレのような国際展を行うべきだという考えから設立された。

4

冒頭のサンパウロ美術館はブラジルの女性建築家リナ・ボ・バルディによって内部の家具まで全て設計された。画期的な近代建築として有名である。
MASP https://masp.org.br
ちょうど3月は国際女性デーがあるということで、地下展示室では女性作家3人の展覧会が開催されていた。それぞれ、ブラジルのナイーブアートの大家Djanira da Motta e SilvaのThe Memory of your Peopleという回顧展と、アフリカの布を使用する黒人の彫刻家Sonia Gomesの個展、現在78歳!の画家Lucia Lagunaの近作展、それぞれブラジルでとても有名で、作品の価格も高価で人気がある作家だそう。アートの世界で人種差別はあるのか聞いてみたところ、全く無いし混血が進んでいるから意味が無いとのこと。上のフロアではこちらも有名な男性作家のRubem Valentimによる、アフリカの文様をモチーフにしたモダンでミニマルな抽象作品の回顧展が展開されていた。

a b

Djanira da Motta e Silva
カンドンブレというブラジル独自の黒人の祭りを描いた絵。
彼女が生涯に描いた作品を通してブラジル社会の近代化の流れを知ることができる。
d c
Sonia Gomes
今回の個展について語るSonia Gomes
https://www.youtube.com/watch?v=UBPw7wAAie0
5

Lucia Laguna

とても70代と思えないみずみずしい作品。
サンパウロビエンナーレでのインタビュー動画
https://www.youtube.com/watch?v=SPJa4qLqC6E
 

6

部分

78

 

Rubem Valentim

彼はアフリカ系ブラジル人の祭りや文様からインスピレーションを得て、それらの文化を構成主義の表現に昇華した。
https://masp.org.br/exposicoes/rubem-valentim

9

コレクション常設展

10

最上階はコレクションの常設展示室である。SANAAがランスのルーブルで展開した、ガラス壁によって時系列に作品が浮かぶ展示方法は、実は50年前にリナ・ボ・バルディによってここで作られており、妹島和世さんはここからイメージを得たそうである。50年前からこの展示方法と聞いて驚いた。ガラスに掛けられているためボッシュやゴッホの絵の裏側を始めて見ることができて裏側に少し興奮した。そして、さらにこの日の常設展示では、女性の日を記念して男性作家の作品は入り口に対してすべて裏向きで展示されていた。男女差は一目瞭然で、現代に至るまでほぼ裏返しである。なんと気の利いた企画だろう。

そんなわけで早速サンパウロ美術館だけで、すでにブラジル社会の多様性と豊かさを垣間観た気がする。

11

アートシーン以外においても、ブラジルでは様々なルーツを持つ人が共に暮らし、混血が進んでいるので現在人種による差別は無いとのこと。ダイバーシティの理想郷のような社会に思える。しかし、経済的な格差はかなりあるようで、貧困や犯罪など様々な問題の要因となっているようだ。なぜなのか疑問に思ったが、それは、日本の相続税のような税制が無いため、生まれ持った富の格差が縮まらず、それによって受けられる教育やその後の就労などに影響しているよう。公立の学校は幼稚園から大学まで全て無料であるとのことで、素晴らしい。公立のサンパウロ大学が最もレベルが高い。しかし、日本の小中高にあたる公立校と私立校では教育の内容や充実度にかなりの格差があり、希望者の多い大学へ合格するには学費の高額な私立の学校に行かないと難しいらしく、そのために富める人と貧しい人の間で学力や経済の格差が縮まらない部分があるようだ。富める人々と貧しい人々、どちらの暮らしも総中流と言わる日本とかなりの差があるように思われる。

12

サンパウロ美術館の一階吹き抜け部分。素晴らしい建築の美術館と、素晴らしいコレクション、そしてその下で物を売る人、寝泊まりする人、警察官、学生、観光客、様々な人々が混在している。

次回のレポートでは滞在するアトリエ・フィダルガとそのアーティスト達について紹介したい。
アトリエ・フィダルガ http://www.ateliefidalga.com
画像は、これから一ヶ月滞在するフィダルカのスタジオ。

13

14

私はここで制作展示する。

素晴らしく素敵な宿泊のための部屋。壁にはスタジオメンバーの作品が飾られている。

15

16 17

18

初日にフィダルガのオリジナルバッグに入った作品集がプレゼントされた。

19

サンドラがスタジオメンバーとともにアメリカのシンシナティ・コンテンポラリーアートセンターで行っているアートプロジェクトのカタログが入っていた。
サンドラのウォールペィンティングによる空間と、多くのアーティストによるアーティストブックによるライブラリー。

CAC web

https://www.contemporaryartscenter.org/exhibitions/2017/10/contemplation-room-library-of-love

以上。

次回レポートへ続く。

越後妻有里山現代美術館キナーレ

展覧会のお知らせ Next Exhibition !

越後妻有にある里山現代美術館キナーレの冬の企画展に出品します。
「雪あそび博覧会」
越後妻有里山現代美術館[キナーレ]
住所:新潟県十日町市本町6 
会期:2019 年 1 月 19 日(土)―3 月 24 日(日)

先日、キナーレに行ってきたのですが、打ち合わせが終わって帰るとき、夕焼けの空に虹が出ていて驚きました。
その下の水面には今年恒久設置になったレアンドロ・エルリッヒの作品。青空と虹で不思議な空間に。
今年の夏は大地の芸術祭で賑わった越後妻有。
冬も雪の文化が楽しめます。

3月には雪花火と高橋匡太さんによる光のインスタレーションも開催され、
冬の越後妻有も素敵です。
下の画像は以前、1月に三省ハウスの旧正月ツアーに参加した時のもの。素晴らしい体験でした。
2017年の様子。地元のお母さんたちが作ってくれた雪見御膳がとても美味しかった。
キナーレは三省ハウスのあたりよりも雪が少ないそうですが、冬はこんなに雪が積もっていました。
2017年 鞍掛純一さんの作品、雪板
みなさまも是非。

美術と社会 あなた/わたし/こども/おとな vol.2

これまで考え活動してきたことから、多くの人とともに美術と社会について考え、実践する場を作りたいと思い、任意団体を作ることにしました。Fulfillという名前です。
Fulfillは美術と社会について考える非営利の団体です。
様々な問題についてともに考える場を作り、現代美術の視点から、現代社会の不足の充足を目指します。
今後、勉強会、シンポジウム、ワークショップを開催して行きます。
12月5日(水)に第一回のシンポジウムを開催します。
「 美術と社会 あなた/わたし/こども/おとな vol.2 」

 

内容は、昨年国際芸術センター青森で開催したトークイベントの続きとなります。

美術の社会の中でのあり方を反映する、こどもと美術館や、教育普及、鑑賞教育と、それらの可能性について考えたいと思います。
昨年に続き、国際芸術センター青森の学芸員の金子由紀子さん、元東京都現代美術館学芸員の山本雅美さんと、それぞれの活動から話します。
また、今回はゲストとしてブラジルサンタカタリーナ美術館の学芸員のジョズエ・マトスさんを招き、美術と社会やブラジルのアートシーンについて、レクチャーをしていただきます。
詳しくはホームページをご覧ください
Fulfill
それと関連して、12月9日(日)にこども向けの絵画のワークショップを開催します。
場所は3331Arts chiyodaです。14:00〜17:00。
対象年齢は3歳から。参加費3500円。事前申し込み制です。詳しくは上記ホームページをご覧ください。
今後、こどものための本格的なエデュケーションプログラムを企画していきます。
毎回ゲストアーティストを迎えそれぞれの専門性を活かした内容を錬成する予定です。

I decided to make an organization named Fulfill.

I would like to make places to think and practice for art and society, with many people.


Fulfill is a non-profit organization that thinks about art and society.
We will create a place to think about various problems together and aim to satisfy the shortage of modern society from the viewpoint of contemporary art.

We will hold study sessions, symposiums and workshops.

The first symposium will be held on Wednesday, December 5 (Wednesday).

"Art and Society You / Me / Children / Adults vol.2"

Contents will be the continuation of the talk event held last year at the Aomori Contemporary Art Center. 
I would like to think about art education, children and art museums, and their possibilities that reflect the way of art in the society.

Please see the homepage for details.

In conjunction with that, we will hold a painting workshop for children on Sunday, December 9th (Sunday).
The place is 3331 Arts chiyoda. 14: 00 ~ 17: 00.
The target age starts from 3 years old. It is advance application system.

Please see the above website for details.

From now on, I will continue to plan art education programs for children.
We will have different guest artists every time and will make contents that make use of their expertise.

KIMONO

最近、友禅を習いに行っています。

子供の頃、道具や本や図案が家にあって、それらを見て育って絵を描くようになって学校では日本画を学んだけれど、母は結婚して子供ができてやるのを辞めたので、あれらの家にあった伸子などの染色の道具はどう使うのか何なのかよくわからないまま。母ももう高齢で、話が聞けるうちにルーツを確認してみたかった。私自身は着物を着るたり触れる機会などほとんどなく、外国の人が着物を見るのと同じような感覚かもしれない。
いろいろな着物の紋様には日本独自の造形感覚や空間感覚が表出していて、現代絵画の観点で見てもとても興味深く、自分の作品にはそれらの影響やリスペクトがかなりあるのだけれど、その成り立ちはやはり様々な染色の工程や技法と結びついていて、その関連性ももっとよく知りたいと思って。技法がわかればなぜこのような形で発展したのかがわかり、文化全体がもっと理解できるような気がする。
そして、東京で教えてもらえる工房を見つけて通うことに。京都は、図案と糊屋さんと蒸し屋さん洗い屋さんなど、工程の作業ごとに工房が違って細かく分業制になっているのだけれど、東京の友禅は歴史が浅いこともあり、図案も糊伏せも多くの工程を一人で一つの工房でやることが多いそう。なので余計に全体がよくわかって良かったかもしれない。
実際にやってみると色々とわかることが多い。
図案を墨で描いてそれに絹を重ね面相筆で線を写し取る。ここまでは日本画と同じ。
線を糊で伏せて輪郭の色を残してその内側と外側を塗る。筒状の袋に糊を入れて細く盛り上げて出す。
輪郭線を抜く。ということは内と外が反転するわけで、そして色がにじまないためにそれがひとつながりでなければならない。
なるほどと、リンクすることが多くて面白い。自分が書いてきた絵画ともリンクすることが多くてそれでこうなのかというかなんでリンクするのだろうというか、ルーツ巡りの旅のような感じ。
日本画だけではなくて、浮世絵の木版もそうだけど、日本美術は線のきわを攻める作業が多い。線を描く作業をやっていると身体感覚的に不思議なデジャブ感がある。私の今の鏡や乗れる色面の作品は、線のきわを攻めて最終的に支持体を切って描くという無になっているのだけれど、エッジの関係性というのは重要なポイントのような気がする。
ここで考えたことはこれから作品にしていきたいと思う。
絵画をとことん最前線まで追求した結果、鏡や立体までスケールが大きくなったので、次は過去に戻って絹の時代から考えて平面をまた始めようと思っています。
来年、「木曽ペィンティング」と「中之条ビエンナーレ」に参加するのでそこで発表する予定です。
どちらも作家が始めた作家主体のアートプロジェクトで、とてもよい企画なので、じっくり取り組みたいと思います。
それにしても、紙と違って布は引っかかるし、動くし、糊置きは難しく、全然綺麗に線が引けない。
先生のは神業!
最近、老眼みたいで、線が見えないからハヅキルーペを買わなくては・・・。
二回目。

アートスペースを作る

お知らせです。

この度、アーティストランのアートスペースをオープンさせることにしました。

ここ数年 考えていたことで、純粋に美術を楽しむためだけの場を作りたいと思い、

北軽井沢にある山荘を少しずつ直していて、小さなギャラリーを作りました。

群馬県の嬬恋村というところです。
The Arthouse VOID and ORB
ノンプロフィットのギャラリーとして、これからプライベートコレクション作品の展示や、
作家が滞在して過ごすアーティストインレジデンスのような企画を年に一度くらいやっていきたいと考えています。
より多くの方にご来場いただくというよりも、少ない人数でのその場での密度の濃い対話や、空気や光から感じる経験そのものが訪れた人それぞれの精神に反映されることを目的として、ひそやかに運営していきたいと思います。
展示や対話の様子はホームページに記録し、一般に広く公開して行きたいと考えています。
もちろん、展示期間中はアポイントメント制で一般にも開放しますので、ぜひご来場ください。
よろしくお願いします。
詳しくはこちらのホームページをご覧ください。
この地とのゆかりは、もともと母が若い頃に絵を描くために友人と山の上に小屋を建てたことから始まっています。
母は結婚前、一人で山にこもって山野草などの花をスケッチして、京都に戻って友禅の着物を作り、地元の祇園で知り合いに着物を売ったりして暮らしていました。
京都ではアパートの大家をしていたのですが、庭でアヒルを飼っていて、アヒルをバケツに入れて蓋から顔を出して電車に乗り、山まで連れてきていたそうです。今だったら考えられないですけど、のどかな時代ですね。
アヒルはとても懐いていて、いつも付いてきて、呼んだら飛んできたそう。
まぁなんていうか、要するにちょっと変人ですね。笑
山小屋ではうさぎを捕まえたりしたそうです。
その頃の山小屋は電気もない山の上にあったのですが、その後もう少し下のリゾートホテルがある地区に引っ越しました。
私は両親ともに京都のまちなか出身なので、田舎が無くて、帰省先がある人に憧れていたのですが、毎年夏はここにきていたので、嬬恋村が第二の故郷のような感じです。
夏は涼しく霧につつまれ、秋は紅葉が素晴らしく美しく、とてもよいところです。
興味のある方はご連絡ください。
road
house1
ペンキ
ペンキ塗り中。

Home

あちこちからお問い合わせいただくのですが、このところホームページの更新ができていなくてどうもすみません。

というのも、昨年の、静岡県掛川市で開催されたアートプロジェクト「かけがわ茶エンナーレ」の設営中に、

土砂降りでmacがクラッシュしまして。

ギリギリ、デスクトップのデータだけ取り出せて立ち上がらなくなり、パソコンを新しく買い直しました。

そこまではまだ良かったのですが、、、。

macのOSが新しくなったために、2009年に購入したAdobeCS3コンプリートパックが使えなくなりました。

つまり、それまで使っていた、Illustrator、Photoshopだけでなく、映像編集、ホームページ制作、全部のソフトが立ち上がらない!

ホームページは、contributeというソフトで編集できるようにプロに作っていただいたのですが、それも使えない。
しょうがない、、、かなりの出費だから、いるものだけ新しく年間クラウドで買い直すか、と思ったら、、、
コントリビュートもう販売終了している!!
https://www.adobe.com/jp/products/contribute.html
えーどうする???
相談したところ、他の編集ソフトとはそれぞれ互換性がないそうで。
というわけで、このところとりあえずそのまま保存(放置?)しております。
2009年に知人のプログラマーの方に作っていただいたこのホームページ、
とても気に入っていたので、今はタグをじかにコツコツ書き換えるか、全部新しく別のソフトで作り直すか、ただいま悩み中です。
記念に、地獄の土砂降り搬入の画像を貼っておきます!
前の週まで晴れていたのに、仕上げの5日間ずっと雨!しかも土砂降り!
下着も靴下もびしょ濡れになり、初日の昼にプロ用カッパを買いに行きました。
ドリルなどの工具も濡れると危ないのでビニールをかけて作業、下に置いたビスのケースはあっという間に水没して水の中からビスをとる感じでした。
手伝っていただいた掛川の型枠大工のコンマさん(70代)曰く、
「こんな雨の中仕事したの生まれて初めてだ!」とのことで、尾崎工務店の皆様には大変お世話になりました。
でも、雨のおかげで皆さんと一体感が生まれたような気がします。
皆さん優しく、完成させるために必死で協力していただいて、ありがとうございました。
東海道が育んだ遠州気質というか、みなさんさっぱりとした気さくな方で、おかげさまでいい現場でした。
完成後は飲みに行ったりして楽しい日々となりました。
仕上げの手すりのボルトがなかなかはまらなくて、引っ張って合わせながら固定しているところ。
上で引っ張っている手が私です。
この時カミナリが鳴っていて、滑り台の上でカミナリに打たれて死ぬのか!と思いましたが、みんな無事でよかったです。
rain-supernova

クインテット〜五つ星の作家たち〜

新宿の損保ジャパン日本興亜美術館にて開催される企画展に出品します。
5人の女性画家のグループショウですが、
各作家が過去作から新作まで出品する
五つの個展のようにボリュームのある展示です。
私は初期の線描によるドローイングのタブローから最近のインスタレーションまでを展示します。
タブローとインスタレーションを同時に展示するのは都内では初めての機会となります。
ここ10年の作品の展開を通して見ることができる構成となっております。
ぜひご高覧ください。
クインテット 〜五つ星の作家たち〜
2018年1月13日(土)〜2月18日(日)
東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館

〜 本展は、「クインテット」(五重奏)と題し、継続的な作品発表実績があり、将来有望な5人の中堅作家たちを紹介するシリーズ企画第4 弾です。青木恵美子、竹中美幸、田中みぎわ、船井美佐、室井公美子の近作・新作約80点を展示します。
第1 回、第2 回は「風景」、第3 回は「自然」、第4 回の本展テーマは「具象と抽象の狭間」です。ポール・ゴーギャンは「芸術とはひとつの抽象なのだ」と言明し、絵画に思想・哲学的要素を取り入れました。5人の作家たちは、ゴーギャンの革新性を無意識に踏襲し、理知的な線と感覚的な色彩とを組合せ、世界を写すことと自己を表出する振幅の中で制作しています。
私たちと同時代に制作された、手法と環境も異なる5 人の作品を見ることは、「時代精神」に立ち会うことにほかなりません。具象と抽象の狭間の深い闇の中で光を求めて彷徨い続けているのが現代作家たちであり、私たち自身でもあるのです。絵画の前に佇むことで、私たちの心に奏でられる五重奏は、爽やかな「残響」としてしばらく留まることでしょう。〜

 

http://www.sjnk-museum.org/program/5165.html