Pleiades


新しいアートワーク完成のお知らせ。

新しく出来た病院の看護学校のための作品が完成しました。

群馬県太田市 太田記念病院 http://www.ota-hosp.or.jp/rebuild/index.html
企画:株式会社タウンアート



太田市は知る人ぞ知る富士重工の大工場がある街で、スバルの本拠地として有名な所です。
この病院は富士重工の病院で、全てをリニューアルして移転されました。
私の作品は、病院付属の看護学校の吹き抜けロビーに設置されました。

Art work for Ota hospital. 
Tittle:「Pleiades」

絵の中に広がる星の配列は、プレアデス星団(昴)の配置となっています。
星や鳥達は学生達を象徴しています。

絵の中の空間と絵の外の空間が反転し入り交じり、壁面全体ががキャンバスとなって広がり、空間が構成されます。
鏡面で描かれた二次元の空間に三次元の建築空間が映り込み、
現実の人々や風景は仮想の絵画空間の一部となります。
イマジネーションの世界と現実の世界をつなぐ作品です。

ある物とある物の間をつなぐ(trans)象徴としてウサギの形態が現れます。
ウサギは有機的な生命力の象徴であると共に、イマジネーションの飛躍を表しています。
ここには実際は金属のミラーがあるのみでウサギは居ませんが、人はそこにウサギのイメージを見ます。このことは、私にとって非常に興味深いことです。脳内で、これまでの記憶とこの形態のフォルムが現すウサギがつながったことによって起こる創造のドラマです。

ここでくつろぐ皆さんのインスピレーションが刺激され、命のための、良き学びのスペースとなることを祈ります。


| news-おしらせ | 23:15 | comments(0) | trackbacks(0) | - | ログピに投稿する |

ホテルのための作品


この半年手がけて来たホテルの客室のための作品。
いよいよオープンしました。

ロイヤルパークホテル・ザ・京都   



京都の三条河原町、かつての東宝跡に新しく建設された新しいホテルで、
館内各所に計12アーティストの美術作品が設置されています。

私が監修したアートワークは客室172室に設置。
設置施工は竹中工務店。
よくある単なる額縁作品ではないものを、という要望で私にお話をいただき
イメージと空間をつなぐ形態を配置することによって描きました。
部屋自体が旅するキャンバスとなっています。

Art work for room of the hotel

tittle:
「trans rabitt/波兎」
「Idle monky/さるのこしかけ」
「Dream cacher/獏」

色々と大変でしたが、いい部屋になったと思います。

ぜひ滞在して体感してみてください。

※絵は3図7色展開で110種類程あります。どの部屋になるかはお楽しみ。







| news-おしらせ | 11:56 | comments(0) | trackbacks(0) | - | ログピに投稿する |

向こう側への穴

transrabbit 
| - | 00:32 | comments(0) | trackbacks(0) | - | ログピに投稿する |

medium展 ドローイング



 medium

exhibition "Medium" 2011

Drawing  Installation view

medium





namiusagi
namiusagi

" Medium - namiusagi "
| news-おしらせ | 00:24 | comments(0) | trackbacks(0) | - | ログピに投稿する |

「Medium」展について


今回は川久保ジョイの写真と私のドローイングとによる二人展です。

ジョイは偶然筑波大の後輩で、普段はこういう作品を取っている人です。
http://www.tagboat.com/ngs/user_voice/post-26.html
写真と絵と手段は違うけれど何度か話すうちに同じものを見ているという気がしていました。

それは境界ということばであったり、形而上の世界と非形而上世界であったり、あの世とこの世、生と死、楽園と現実、聖と俗、あちらとこちらをつなぐ物、事、場、行為です。

 今回の展覧会について、ジョイと私が何度か話した考えを、OhishimaFineArtの大島さんが共通項を見いだしmediumという言葉で的確な文章にまとめてくださいました。

以下Medium展プレスリリースです。


船井美佐 川久保ジョイ 二人展「メディウム」について

不思議で素敵な繋がりに曳かれて二人展をすることになった。ちなみに英語でもグループ展ではなく、あえて Exhibition of two artistsと明記した。それはこの2人に意味があるからだ。

まず、川久保ジョイである。写真という素材を使っているため、当然「写真家」との肩書が付く。しかし、作品を見て判るように、非常に静謐な画面を創り上げている。
川久保は言う、シャッターチャンスは一日に一回だけだと。全神経をそれこそ、耳栓までして、その一秒に満たない一瞬の刻を‘創造’する。
これらの作品は確かに現実の風景などを元にしているはずだが、リアリティを喪失した感覚を抱かせる。写真は物理的にどこかに存在するものを写し込んでいるはずだという思い込みがその気持ちを増幅させるのか。
音が聞こえない。人の気配が無い。ただ海が在る。ただ山が在る。

唐突だが、船井美佐はあのイタコである と断言する。
それはアーティストと同義語である。見えないモノを見せてくれたり、何かを媒介する人 という意味であれば腑に落ちるだろう。
一連の鏡の作品では、誰も行ったことはないが、誰でも知っている「楽園」のイメージを鑑賞者に提示し、体験させ、考えさせられる。その仲介者としてのアーティスト、そしてあちらの世界と我々の世界のちょうど境界にあるもの としての「鏡」なのだ。
地上の欲望にまみれた世界に対して、楽園は純化した思いが集積された聖域であるが故に、世界中で驚くほど似通った人間の共通認識の結晶が見える。
この船井の鏡の作品は、川久保の作品と呼応しての展示のほか、今回だけ特別に、川久保の作品の題材そのものに使用され入れ子の共作が出来上がる。
しかし、船井の今回のメインは、一枚一枚個々のドローイング作品だ。
短絡的に言ってしまえば、唯の絵の具の滲み、有機的な線 が何かに見え始める分岐点がある。その時間的要素も船井の描く“境界”なのだろう。そして、作品は画面に描いたなにかを現すはずなのだが、ここで作家は、最初からそれを論理的に示す必要があるのか。といった現代絵画の根源的な問いかけを用意している。

さて、前回の小泉朋美の個展について「生きていくこと とは、変わっていくこと だけが変わらない理なのだろう」と書いた。そして、今回の二人展を企画する際、変化しないものが悠然とそこにある。と全く反対の意味になるかのようなものが二人の作家の表現の核心にあることに気付いた。
こんなエピソードを入れたい。
船井美佐は数年前に、川久保ジョイは今回、それぞれ琵琶湖と周辺を取材している。
琵琶湖は世界でも珍しい湖だ。普通は土砂で埋まっていく運命の湖でこれだけ古いもの自体貴重なのだ。事前に打合せしたわけでもなく、期せずして二人が惹かれた琵琶湖は、古来の神話時代から、そこに“ある”存在だったのだろう。
この世界がどんなに移ろおうとも、必然と在る と。
作家のクリエイションも同様で、変らず表現するべき何かを其々が変わらずに営々とやっていけばいいのだと思う。

船井は東洋の最東端の日本で生まれ育ち、川久保はヨーロッパの最西端のスペインで生まれ育っている。対極のその地で培った制作に関する二人の姿勢は、普遍的な題材を表現しようとしたからこそ必然にシンクロしたのだ。
船井の視線は『穴』を通して、あの世や楽園からこちら側を覗いている。一方、川久保は『光の箱』を通して、現実世界からあの世を切り取る。
その世界感は恐ろしいほどの現実感の希薄さを湛える。この世のものとは思えない、「彼岸」の風景を想像させずにはいられない。まさに、此岸と彼岸、船井と川久保の創造物とその思想が‘合わせ鏡’の様相で対峙する。

結局、船井美佐も川久保ジョイも、物事や人間やこの現世やらの本質をどこまでも追いかる探究者だ。それがどんなに手の届かない先にあろうとも。


                 Ohshima Fine Art   大島義之








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Medium



展覧会オープンしました。
神楽坂のOhsimaFineArtsにて、8月27日まで開催中です。


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